女性と労働 | 能天気OLが開業しちゃった!~社会保険労務士として気づいたらもう15年超えていた!

能天気OLが開業しちゃった!~社会保険労務士として気づいたらもう15年超えていた!

コネもお金もない、人脈あるけど客はない・・・そしてもしや頭も足りない?!『ないない尽くし』の私だけど、開業しちゃいました。

本当に困ったときには必ず誰かが助けてくれたから、その人たちに恩返しするつもりで私もあなたを助けたい!

男女雇用機会均等法がこのところ注目の的だ。

女性が働くということは今に始まったことではなく、

いつの間にやら『専業主婦』として、家庭に収まるのが美徳?とされた。


今日、面白い話を聞いた。

”男女平等というけれど、女性の中でも平等にしてほしい。”


「女性の中が不平等???どういうことだろう?」と私は思った。

その方いわく、

「子供を産み育てている女性は残業が免除される。

その人が残していった仕事は、子供を産み育てる機会に恵まれなかった

女性社員がかわりに行わなければならない。」と。


私の周りには、子供を産み育てながら、

それでも子供のいない女性と同じだけ働いている人しかいなかった。

「私にもできるだろうか。すごいパワフルで、私もああなりたい。」と

いつも思っていた。


だからとても衝撃的だった。


同じ女性として、女性同士が争ってどうするんだ?と思った。

それなら、男性が子供を幼稚園に迎えに行ったりして、

女性が同じ女性からも責められることのないようにしてほしいな。


どうしてこのようなことが起こるのか。


均等法があるとはいえ、コース別管理や雇用形態の違いで

まだまだ女性労働者が男性労働者より、

ずっと待遇が低く設定されていることって多いのではないだろうか。

世帯収入で考えたとき、どうしても男性が残業したほうが、収入が多くなる。

だから、女性が残業せずに子供を迎えに行ったほうがいいのかな。


しかし、将来のことを考えてみよう。


年金額は、給与によって変わってくる。

年金額の計算の基礎になる給与には、残業代も含まれる。

住宅手当や扶養手当も含まれる。(例外あり)

{上記のような手当は「男性に支払われる」という就業規則はなくなったが、

「世帯主に支払う」「収入の多いほうに支払う」など、ここにも???と思うことあり}


さて、誰が一番得してるのか、わかりますか。


いろいろな見方があって、いろんな意見があって、

だからこそたくさんの法律や指針がでてるんだろうな。


自分とは違う考えの人とお話ができて、とても有意義でした。

たくさんの人がいるから、たくさんの意見がある。

私には納得できないことも、理解しようと努力することはできる。

一方向だけからでなく、もっと多面的に物事をとらえられる人になりたいな。

そしたら、たくさんの解決策がでてくるし、

その人その人に合わせた意見が言えるんだろうな。