コメント失礼します。
先日10年超えのCHANELのピアスを修理に出しました。こちらコスチュームジュエリーなので当時3万円ほどで購入出来ましたが、ポストの取り替え片方で修理2万円~見積もりになり驚き、、。思い入れがあるので修理はしようと思い見積もりへ出しましたが、こうゆうアクセサリーには投資価値は無いと改めて感じました。こちらのアクセ全部見せでは素材も購入する際に選ばれたのかな?とお察しします。是非、これから投資すべきアクセ、投資価値があったアクセランクも見たいです‼︎宜しくお願いします。

 

 

・・・というるリクエストをいただきましたので、本日はコレを。

 

↓先日アップした、手元のアクセ全部見せの記事にいただいたコメントなんですけども。

 

まずワタクシ、「投資価値」という観点でアクセサリーを選んだことってないんですよ。

そのときに欲しいモノ、付けたいモノ、デザインが気に入ってるモノ、購入時の思い入れがあるモノ、で選んでます。

 

で、結果、思い入れがあれば長く使うし、長く使っていたら知らんうちに値上がりしちゃった、という結果論なだけなんですよねー。

なので、買うときに投資とか資産とかそういうコトはいっさい考えずに買ってきましたし、今後も考えないと思います。

 

だって自分が気に入って大切に使って、傷がついたりくすんだりして、でもそれが自分の一部となっていって、思い入れがあるからこそ断捨離しないのが基本なので(そこまで使用感出たら売れませんし)、思い出プライスレスになるようなアクセサリーしか買わないですもん。

コスチュームジュエリーでも修理して使いたいくらい思い入れがあるなら、それが正解なんだと思うのですが、いかがでしょうか。

 

投資ってことで言うと、純金の延べ棒とかコインを買うのが一番の投資なので(笑)、ファッションに関しては投資って考えないです。

どんなモノでも、新品で買って、使った瞬間から中古品になって価値は下がるモノ、と思ったほうがいいです。

 

とはいえ、金とか銀とか単純に素材の価値というのはあると思うので、金市場が爆上がりしている今、そして今後も金市場は上がると世界中の投資家が思っているようなら、金を使ったジュエリーが「投資」という観点からしたらアタリなんだと思います。

 

投資という観点でロレックスの価格が爆上がりしていた時期もありましたが、今はやや落ち着いてきたようです。

買ったときにより値上がったら「成功」、値上がらなかったら「失敗」みたいな見方って、もはやファッションとは違うような。

でもモノに思い入れがあれば、投資的には失敗だったとしても、自分の一部になってそれは成功なんじゃないですかねぇ。

 

イヤイヤ違うんだよ、そーゆーことを聞いてるんじゃないんだよ!ということっすよね。

 

うーん、ブランドでいうと、ティファニーはLVMH傘下に入ってリブランディングしたので(LVMHに買収されたらエゲツなく値上がりする、というのは定説)、ここ2年くらいで一気に値上がりしましたよね。今後もそれは続くと思います。

LVMHに買収されるまでは、ティファニーのシルバーアクセって実はものすごくリーズナブルだったんですよ。

リングなら2~3万円で買えるモノもあったくらいで。某ファッションのプロも、ティファニーのシルバーは安すぎる、って言ってましたもん。

それが為替の影響や銀の値上がりもあって、この1年でずいぶん高くなってしまいました。

ボーンカフ(シルバースモール)なんてワタクシが購入した3年前は12-3万円くらいだったのに、今や倍になってます。

今後も値上がりはすると思うので、まだ買える価格なうちに買っといたほうがいいかもしれません。というコトで、今回ティファニーのシルバーリングを購入したんですけどもね(ぶっちゃけ3年前のボーンカフとそんなに違わない値段だった。指輪なのに)。

 

カルティエも安定した人気を誇ってますし、価値的には下がらないんじゃないですかねぇ。

ジュエラーではティファニーとカルティエ、あとはヴァンクリとブシュロンも、今後人気は衰えないような気がしますが、こればっかりは神のみぞ知る。。。

 

数年前に叔母にショパールのリングとネックレスを貰ったんですが、買取に持って行ったら二束三文だったからあげるわ、と言われましたからねぇ。ショパールでもそうなのか、と。まぁデザイン的に今人気があるかというとそういう感じでもないので、いくらトレンドが顕著ではないとはいえ、やっぱり流行り廃りはあるわけで。

 

トータルファッションブランドで言うと、強いのはやっぱりエスメスとシャネルですかねぇ。もう2強ですよね。

ワタクシのエルメスのアクセはかなり昔のもありますけど、どれもいまだにヘビロテしますし、現役です。

ただし値上がりもエゲツないので、今後買える気がまったくしません。

昔に買っといてよかったー、という、まさにご相談者様が欲しい答えはコレですかね。

 

まとめると、ティファニー・カルティエ・エルメス・シャネル。このへんでしょうか。

 

ブランド品全般に言えることですが、今後も値上がりこそすれ、値下がることはまずないので、どんなアクセサリーも「今が一番安い」というのは間違いないです。

使う年数を考えても買うなら早いほうがいいです。

 

とはいえ、今後もそのブランドの人気が衰えず、価値があるかどうかはプロでも予想できません。

当然流行り廃りがありますし、ヴィトンやディオールが某大国の成金が買うイメージになってアレだったり、バレンシアガのように広告のコンプラ的なアレでアレになったり、ディレクターが変わったり、と浮き沈みがあるのがブランドギョーカイです。

いつ何時その地位が失墜するかわからないので、投資という感覚で買っちゃうと失敗することもありますし、ましてや値段の高低でもなく、思い入れの強さや10年後20年後も自分が愛せるモノかどうかで購入したほうがいいと思います。

 

そういう意味で、コスチュームジュエリーでも修理してまで使いたいと思ったなら、ご相談者様の選び方は大正解だったんだと思いまっせー。

 

で、最後にリクエストの投資価値があったアクセランクですけども。

全部!と言いたいトコロですが、あえてランキングしますと(自分で購入したモノ)。

 

1位:ティファニーのボーンカフ

2位:エルメスのコリエドシアン(レザーのバングル)

3位:エルメスのエマイユ(エナメルのバングル)

 

でしょうか。

投資というか、どれも買った時の倍かそれ以上の値段になっていてもう買えないですし、今でもヘビロテしております。

 

 

・・・とかなんとか、いつものようになんの参考にもならないコトをぶっこきましたけど、マジで投資価値云々は結果論でしかないので、買ったらガンガン日常使いする!これがワタクシのアクセサリーの選び方&使い方でございます。