Webコンサルタントの松崎です。

 

前回は、お客様インタビュー動画での集客について解説しました。

 

今度は商品そのものにフォーカスした動画についてです。

購入前の「これで大丈夫かな?」を実物を見せることで生まれる安心感で解消する方法を探っていきましょう。

 

 

このブログで前にも、商品紹介・サービス紹介動画で魅力を効果的に伝えて集客する【コンテンツSEOのやり方】を投稿していますが、その価値をユーザー視点で掘り下げます。

見てから買いたい心理

ネットショッピングの最大の不安。

それは「実物を見られない」ことです。

 

写真はいくらでも加工できる時代です。

サイズ感もよくわからない。

質感も想像するしかない。

 

だから失敗したくない買い物ほど、動画を探します。

「○○ 開封動画」「○○ レビュー動画」

こんな検索、したことありますよね。

写真では伝わらないこと

商品写真がどんなにキレイでも、限界があります。

動きと音

扇風機の風の強さ、掃除機の吸引力、ミキサーの回転音。

こういった動的な要素は、写真じゃ無理です。

 

動画なら実際の動作を見せられます。

音も聞かせられます。

「思ったより静か」

「意外とパワフル」

様々な効果を表現できます。

大きさの実感

商品単体の写真だと、サイズ感がつかめません。

「幅30cm」と書かれても、ピンとこない。

 

でも動画で人が持っている姿を見れば、一発でわかります。

手のひらサイズなのか、両手で持つサイズなのか。

質感と光沢

マットな質感なのか、ツヤツヤなのか。

重そうなのか、軽そうなのか。

 

動画で角度を変えながら見せることで、質感が伝わります。

光の反射具合、素材の柔らかさ。

静止画では表現しきれない情報が山ほどあります。

効果的な商品動画の作り方

ただ商品を映すだけじゃ、もったいない。

購買意欲を高める見せ方があります。

 

まず開封シーンから始めるのは定番ですが効果的です。

パッケージを開ける瞬間のワクワク感。

これを共有することで、視聴者も「欲しい」と思い始めます。

 

次に360度回転。

商品をゆっくり回転させて、全体を見せます。

裏側、底面、細部まで。

隠すところがないという誠実さが伝わります。

 

実際の使用シーンも欠かせません。

キッチン用品なら料理を作る。

美容機器なら実際に使う。

洋服なら着用して動く。

 

使っている様子を見ることで、自分が使う姿をイメージできます。

サービス紹介動画の特徴

物販だけじゃありません。

サービス業こそ動画が効きます。

施術の流れを見せる

エステ、整体、美容院。

どんな施術をされるのか、事前に見られると安心です。

 

店内の雰囲気、スタッフの対応、施術の手順。

初めての人の不安を取り除けます。

 

私のクライアントの整体院では、初回施術の流れを動画にしました。

「何をされるかわからない不安がなくなった」という声が多数。

予約率が明らかに上がりました。

コンサルティングの進め方

無形のサービスほど、動画が重要です。

 

打ち合わせの様子、資料の説明、成果物の確認。

こういったプロセスを見せることで、サービスの価値が伝わります。

 

オンラインサービスなら、画面の操作方法を録画。

「こんなに簡単なんだ」と思ってもらえれば、申込みのハードルも下がります。

検索での見つかりやすさ

商品動画は検索でも効果が期待できます。

 

Googleは動画コンテンツを優遇する傾向があるように感じます。

また、検索結果にサムネイルが表示されると、クリック率されやすい。

 

「○○ レビュー」

「○○ 使い方」

といった検索で上位表示すると、購入直前の人が見つけてくれます。

 

YouTubeにアップすれば、YouTube内検索からの流入も。

商品名で検索する人は購買意欲が高いので、効果的な集客ができます。

競合との差別化ポイント

同じ商品を扱う競合も動画を作っています。

どう差別化するか。

 

一つは比較動画です。

「他社製品と比べてみた」という企画。

公平に比較することで、信頼を得られます。

 

もう一つは失敗例の紹介。

「こんな使い方はNG」

「よくある間違い」

正しい使い方だけじゃなく、間違った使い方も見せる。

コレ、意外と喜ばれます。

 

長期使用レポートも価値があります。

「3ヶ月使ってみた結果」「1年後の状態」

耐久性や経年変化を見せることで、安心して購入してもらえます。

動画の長さと構成

商品によって最適な長さは変わります。

 

シンプルな商品なら1〜2分。

複雑な機能があるなら5〜10分。

組み立てが必要なら15分以上でもOK。

 

ただし、最初の10秒で何の動画かわかるようにします。

「今から○○を詳しく紹介します」

この一言があるだけで、離脱率が下がります。

 

チャプター機能を使うのも親切です。

「開封」「外観」「使い方」「まとめ」

見たい部分にジャンプできれば、長い動画でもあまり気になりません。

ライブコマースという選択肢

録画動画だけじゃなく、ライブ配信も効果的です。

 

リアルタイムで質問に答えられる。

「この部分をもっと見せて」というリクエストに応えられる。

限定特典を用意すれば、購買意欲も高まります。

 

インスタライブ

YouTubeライブ

TikTokライブ

 

プラットフォームはたくさんあります。

 

ライブならではの臨場感と双方向性。

新しい購買体験を生み出せます。

スマホ撮影でも十分

プロ仕様の機材は必要ありません。

 

今のスマホは4K動画が撮れます。

手ぶれ補正も優秀。

編集アプリも無料で使える。

スマホで十分です。

 

大切なのは機材じゃなく、何を伝えるか。

お客様が知りたいことを、わかりやすく見せる。

これさえできれば、スマホ撮影で十分です。

 

明るい場所で、はっきり話す。

商品をゆっくり見せる。

これだけをちゃんとできれば、良い動画が作れます。

動画活用の可能性

当社が提案するWebマーケティングメソッド「サイトスタイリング™」は、商品動画の戦略的な活用を提案しています。

 

商品の動画を用意することで、以下のような効果が期待できます。

 

商品ページに動画を埋め込むと、ページの滞在時間が伸びる傾向があります。

実物のイメージがつかめることで、返品リスクの軽減も期待できます。

 

組み立てが必要な商品では、動画マニュアルがあると安心感が生まれます。

「組み立てられるか不安」という購入前の心配を減らせる可能性があります。

動画を作るべきタイミング

新商品のリリース時はもちろんですが、既存商品でも遅くありません。

 

売れ筋商品から始める。

問い合わせが多い商品を優先する。

返品が多い商品こそ動画が必要。

 

一度に全部作る必要はありません。

週に1本ずつでも、継続することが大切です。

 

季節商品なら、シーズン前に準備。

キャンペーン商品なら、企画段階から動画を計画。

計画的に進めれば、無理なく動画資産が増えていきます。

購入への最後の一押し

商品紹介動画は、購入を迷っている人の背中を押します。

 

実物が見られる安心感。

使用イメージが湧く具体性。

細部まで確認できる透明性。

 

これらすべてが、「買っても大丈夫」という確信につながります。

 

動画は作って終わりじゃありません。

視聴データを分析して、改善を重ねる。

お客様の反応を見て、次の動画に活かす。

 

この積み重ねが、強力な販売ツールを生み出します。

 

あなたの商品やサービスも、動画で魅力を伝えてみませんか?

きっと、今まで届かなかったお客様にも響くはずです。

 

コンテンツSEOを含めた総合的なWeb集客について、商品動画の企画から制作、効果測定まで、御社の状況に合わせて包括的にサポートしています。

 

初回相談は無料です。

いつでもお気軽にお問い合わせください。