WordPressはインターネットの中で最も利用されている更新システムです。

 

インターネット内のホームページの約30%は

WordPressで作られているとさえいわれています。

 

なので、めちゃくちゃハッカーに狙われます。

 

どこか遠く国の話ではなくて、

日本国内でもそこら中で

ハッキングされているWordPressを見聞きします。

 

現に、

WordPressがハッキングされてるかもしれない...であったり、

ハッキングされたのでどうしたらいいかなどのご相談を

専門家支援で何度か受けたことがあります。

まあ、そうなったら手遅れなんんですけどね。

 

正直、WordPressは公開した後は、

きちんと保守管理をして、

ハッキングされないように

アップデートを細かく行ったり、

もしもの時のために定期的にバックアップを行う

などのことをしておかなければなりません。

 

ただ、月々の保守管理費用が捻出できない時は、

3ヶ月に1度や半年に1度など

保守管理を行うタイミングを少し伸ばして

対応すべきです。

 

先日にご相談を受けた事業者さんが困っていたのが、WordPressの保守管理についてでした。

 

作り逃げする制作会社 聖遺作だけじゃなく保守管理も大事

作り逃げする制作会社

さて、ここからが本題です。
前置きが長くなってしまい、すみません。
 
ご相談に来られた方は、
1年ほど前にWordPressでホームページを作られました。
で、WordPressはシステムのアップデートやプラグインの管理、バックアップなど、
自分たちでできないことの管理をお願いしようと思っていたそうです。
 
現に、打ち合わせのときには
保守管理もやってもらうこともお話ししてたそうです。
 
しかし、ホームページが完成すると、
ほとんど連絡が取れなくなり、
何度も連絡した上で、やっと電話に出たかと思うと、
「保守管理の話はしていない」の一点張り。
 
それでは困るので、
「保守管理をしてください」
と依頼すると、
「やったことがないので無理」
との返答。
 
そのままだとらちがあかないので、
他に保守管理だけでも対応してくれる会社を探されました。
なんとか見つけたのは良かったのですが、
その会社もバックアップのプラグインを入れるだけの対応しかできないようでした。
何かあったとき、バックアップデータから復旧するなどの事はやったことないそうです。
 
そんなこんなで不安に思い、ご相談にこられた次第です。
 
いろいろなリスクと必要な作業をお話し、
社内で対応できる事は社内で対応するようにした結果、
現在の保守管理会社さんとそのまま契約を継続することで話がついたようです。
なんとか解決の方向で進んで良かったです。

作り逃げ制作会社は意外に多い

今回の騒動の原因は、
最初にホームページを作った
作り逃げの制作会社です。
 
ほんと今から考えても、腹立たしい。
無責任でいい加減な仕事をするひどい会社。
 
お客さんがよくわからへんと思って、
適当なことしやがって、ボケが
会社名書いてやろうかな(嘘)
 
とにかく初回の制作を受注してお金が回収できれば、
後は知ら〜ん!!的な感じの仕事って、
そもそもどの業界においてもダメですよね。
 
なのに、Web業界においては、
こーゆー制作会社の方が
正直多いかもしれません。
ほんと申し訳ないですね。
なんかごめんなさい。

作り逃げ制作会社に引っかからないために

こういう時代の制作会社を引き当てないようにするためには、
初回の見積もりを依頼する際に、複数社に対して
初回制作のことだけでなく、保守管理についてもきちんと書かれた
仕様書を作り各社に提出しておく必要があります。

仕様書(要望書)を作って提出しよう

ホームページなんか作ったことなんてほとんどなく、
仕様書を出せなんていうのは難しい話なんですが、
後でトラブルになる可能性がとても高いので、
簡単に要望を箇条書きするカタチで良いので、
頑張って作って提出しておきましょう。
 
【ホームページを作る目的】
・認知度向上
・集客〜問い合わせ増
・ブランディング
など
 
【ホームページに求める機能】
・見てわかりやすく使いやすい
・ページがスムーズに表示される
・参考サイトのココを取り入れたい
・自分たちで更新できるシステムが欲しい(Wordpress?)
・問い合わせフォームがいる
・採用にも力を入れたい
・SNSとの連携
など
 
【運用サポート】
・各種情報(サーバやシステムのログイン情報など)の管理
・各種操作のサポート
・更新依頼を受けての各種作業
・全データの定期的バックアップ
・更新システムのアップデート
・セキュリティチェック
など
 
といった感じでしょうか。
もっと具体的に詳しく書いたほうがいいので、
自社の要望を付け足しまくって
いっぱいいっぱい書いてくださいね。
 
で、複数社で見積もりをとって、
どの会社に自社のホームページを依頼するのかを
検討するようにしましょう。
 
でも、嘘ついてくる奴がいるからねぇ。
ほんとどうしようもないわ。