数年前から共同親権シングルマザーとして2人の男の子を育ててます「mamapri(ママプリ)」です。
訳あって子供達の家から徒歩2、3分の場所に別居、通い育児をしてます。
はじめまして記事はこちら↓
共同親権を選んだ訳⑤〜理由その3:どちらの親にも、この子供たちの親で居続ける権利があると思った〜
前回の記事はこちら→「共同親権を選んだ訳④」
共同親権を選んだ理由を一つ一つお話しています。
最後の理由(3)は、
「どちらの親にも、この子供達の親で居続ける権利があると思った」
です。
理由2までは、”子供達にとって”の幸せって何か、を考えた時の理由でした。
理由3は、”親”のほうに主眼を置いた話になります。
親権が”(その子供の)親であることを証明する権利”でないことは知られたことかと思います。
子供の生活を守ったり、
教育したり、
子供名義の財産を管理したり、
子供に変わってなんらかの契約を代行する、
「子供が自分自身に責任を持てる(成人)までの様々なことを決めたり守ったりするため、親に与えられた権利」
と理解しています。
”血のつながった”という意味の生物学上の親であることは、当然親権がなくても変わらないし、
戸籍上も親であることは変わりません。
親権は子供が成人したら無くなります。
(※離婚時の独学なので、間違っていたらご指摘願います💦)
その大前提を確認した上で、
それでもやっぱり
”自分が親権を持っている”事実が、
「ちゃんとこの子(達)の親なんだな」と親の自覚を促し、
子供とのつながりを感じ、
離婚後の親自身の人生を踏ん張れる力になる、
そう思う部分はありました。
親権によって”親としての自分”が確保される感覚です。
理由その1で書きましたが、
私の持論は「離婚は親の都合」、
です。
離縁したのは夫婦であって、
親子の関係とは別物。
離婚を経た後の父親と子供の関係も、
母親と子供の関係も、
それぞれで続いていきます。
(本当にしつこいようですが、虐待やモラハラなど有責案件はここでは論外です💦)
私は、私達親の都合で離婚してしまい、
既にたくさん、子供達には迷惑をかけてしまいました。
それでも、これからの人生、
出来るだけ子供達に負担のない生活を維持し、
仕事も頑張りながら、
私が私らしく生き、
「ママが(僕の)ママで良かった」
そう子供達が成人した時に振り返ってもらえるよう、
頑張って行きたい
そう思えるのはひとえに
”母親で居続けさせてもらっている”
という思いによるものが大きいです。
元夫にしても、
もはや私のパートナーではなくなりましたが、
子供達の父親として、
私とは別のところでしっかり踏ん張って生きていって貰えれば、
とどこかで思っています。
(↑なんだか良いことしか言わず、
外面良さ全面!みたいな自分が気持ち悪いので付け加えますが😅)
「親権を分けたからには、親としての責任から逃げるなよ」という脅し文句の意味合いもありますし笑、
離婚を切り出した身からすれば、
元配偶者がそれなりに幸せに、そして頑張って親をやってるのを知れば、
「自分の判断は間違ってなかったかもな」と安堵する、罪悪感が少し減る、
なんていう、私のずるい側面も多分にあります。
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親権はあくまで子供達にかかる権利を代行し守るだけのものだけど。
親権で”親としての自覚”を補強してもらっている。
親としての責任を負ってることで、人生踏ん張れる時もある。
共同親権にすることで、
離婚後のどちらの親にとっても平等に、
親としての喜びや子供とのつながりを感じながら、
馬力とモチベーションを継続していくことができる。
引いてはそれが、親自身の人生の充足度につながっていくのは。
私はそう信じています。