産後ウツから学んだ「傾聴の大切さ」その1 | 日本語に困っている外国人にテキストでは教えてくれない日常会話の『にほんごlesson』うがいまさみ

日本語に困っている外国人にテキストでは教えてくれない日常会話の『にほんごlesson』うがいまさみ

オンラインを中心に日本語レッスンをしています。日本語教育能力検定資格修得。日本語教師として、日本で一緒に住んでいるママとして、明日から使える身近な日本語をアドバイスいたします。

こんにちは、うがいまさみです。

今日は私が
メンタルケア・スペシャリストになった
きっかけをお話ししたいと思います。

 

 

今から10年前のことです。
私は長女を出産したときに
産後ウツになりました。


その時はすでに

リストラされていたので、

仕事はしていませんでした。
 

近所に知り合いもおらず、
実家とも離れて暮らしています。

夫が仕事の間は、
私ひとり。
 

部屋の中で
産まれたばかりの長女を

抱っこしたまま
窓から眺めた冬の青空は
とてつもなく 悲しく見えました。

外に出たい。
誰かと話したい。

とにかく、誰かに会いたい。

そんな思い出があります。

 

 

ある時、新生児の訪問健診で

保健士さんが来た時のことです。

1時間程度でしたが、

親身になってお話しを聴いてくれました。

 

そして保健士さんから

 

「あら、赤ちゃんの着替えのさせ方

上手ですねえ」

 

その何気ない一言で

ふっと気持ちが楽になったことを

今でも覚えています。

「初めての育児の

頑張りを認めてもらえた」

そんな安ど感もあったのかもしれません。

 

 

話しを聴いてくれる

認めてもらえる

共感してもらえる

 

たったこれだけのことかもしれませんが

私にとっては

なによりの薬になったのです。

 

 

誰かと話しすることは

その人を認めたり、共感することにつながります。

 

しかし、今の日本の子育ては

「孤育て」とも言われています。

 

 

人とのつながりが少なくなってきている現代では、

私のように産後ウツにかかる人は決して少なくないのです。

 

しかも、最近のニュースによりますと

これは母親だけではなく、

父親も産後ウツにかかるリスクがあるそうです。

 

 

育児書や専門家のお話しもありがたいけれど、

大人同士が、対話して

「そうだよね」「大変だよね」

という何気ない会話をすることも

同じぐらい大切なことだと思います。

 

そして

日本人の私が
日本で子育てをしていても
こんなに孤独に感じるのに

異国の地で子育てをしてる
外国人ママたちは
どれだけ心細いだろうか・・・。

そんなふうに思い巡らすことがあるのです。


それでは、また。

 

上矢印(精神対話士や

メンタルケアスペシャリストに

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