【 60日チャレンジ!59日目 】ウガイ流・手紙の書き方 | 日本語に困っている外国人にテキストでは教えてくれない日常会話の『にほんごlesson』うがいまさみ

日本語に困っている外国人にテキストでは教えてくれない日常会話の『にほんごlesson』うがいまさみ

オンラインを中心に日本語レッスンをしています。日本語教育能力検定資格修得。日本語教師として、日本で一緒に住んでいるママとして、明日から使える身近な日本語をアドバイスいたします。

こんにちは!うがいまさみです。

先日、ショッキングなニュースを知ったんです。

 

なんと、

ことしの全国学力テストでは、中学校の国語で、手紙の書き方を尋ねた問題が出されましたが、正答率は6割に届きませんでした。

 

(記事の詳細はこちらから↓)

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190801/k10012016481000.html

 

これは、

ゆゆしき*ことでは

ございませんかっ!?

(ゆゆしき=そのまま放置しておくと後で問題が大きくなりそうで、見過ごすことができない の意)

 

SNSが中心となった現代では、

手紙を書く習慣が減ってきているそうです。

小学校の頃から、常に誰かと文通をしていた私としては、

とっても残念な調査結果でした。

 

私はちょうど先日、日本語教師仲間のOちゃんに、バースディカードを送って喜んでいただいたばかり。

 

今回は、どうやったら手軽にお手紙を書けるようになるのか、

私の書き方をご紹介したいと思います。

 

 

手始めにまずは、文房具屋さんにいって、好きなカードを探してきましょう。

友人に送りたいものではモノではなく、あくまでカード。

 

大型の文具店では立体のものや、ユニークな形のもの等がたくさんあります。

私は文房具屋さんへ行くと、ついつい買ってしまうので、

いくつかストックがあります。

今、手元にあるのは・・・

 

夏らしいうちわ型

(裏にメッセージが書けるようになってます)

 

和洋折衷のクリスマスカード

 

ポストカードなら、もっとお手軽!

↑こんな時は、はがきの半分を宛名に、半分に文章を書くんですよ。

縦書きの時は、宛名を上・切手は左上

横書きの時は、宛名を右・切手は右上に貼ります。

 

 

便箋に前文・主文・末文・後付け、と書けるようになる前に

まずは、一言書けるようになれば、手紙のハードルは下がると思うのです。

 

SNSが発達した今、短い文章を書いて相手に贈るだけなら、気軽に出来そうですよね?

 

例えば、

 

「残暑お見舞い申し上げます。

この前は、おみやげを送ってくれてありがとう。

とっても美味しかったよ~!

毎日暑くて大変だけど、

お互い仕事が落ち着いたら、また飲みに行こうね!」

 

「Merry Christmas & Happy Birthday!

今年はどんな1年でしたか?

来年もあなたにとって素敵な1年でありますように」

 

 

お礼状だけでも、季節のあいさつでも、

こんな短い文章を手書きで、きれいなカードと共に贈られて来たら、

嬉しいですよね?

 

 

「えー?でも、どんなバランスでカードに書いたらいいのぉ?」

 

 

と言う方へ、

わたしの裏ワザをお伝えしましょう!

 

こんなふうに、一筆箋(いっぴつせん)という小さな便箋に文章を書いて、カードに貼り付けるのはいかがでしょう?

 

文字もカラフルなペンで書いたり、イラストをちょこっと加えたりできます。

 

書き間違っても書き直せますし、マスキングテープやシールで貼って飾りつけるのもカワイイ。

一筆箋にも、いろんな柄がありますよ。

 

またポストカードも、ぴったりと合う封筒があれば、使い方の幅が広がります。

住所を書く欄にも文面が書けるので、たくさんメッセージを書きたい時におススメ。

(*注 ポストカードの大きさはまちまちなので、全部が封筒に入るわけではありませんよ!)

 

 

で、手紙と言えば「切手」

郵便局に行く機会があれば、ぜひ切手売り場をチェックしてみて下さい。

今は本当にいろんな柄がありますよ。

 

ちなみに私が10代の頃に好きだったマンガ「パトレイバー」の切手は、

使うのがもったいなくて、大事にしているうちに、

切手の値段が上がってしまいました・・・ガーン

でも、追加分の切手を貼れば、送ることができますよ。

 

いかがでしたか?

残暑お見舞いを書く機会があれば、参考になさって下さいね

 

ということで、今日はここまで。

また明日。