衝動買い | 日本語に困っている外国人にテキストでは教えてくれない日常会話の『にほんごlesson』うがいまさみ

日本語に困っている外国人にテキストでは教えてくれない日常会話の『にほんごlesson』うがいまさみ

オンラインを中心に日本語レッスンをしています。日本語教育能力検定資格修得。日本語教師として、日本で一緒に住んでいるママとして、明日から使える身近な日本語をアドバイスいたします。

こんにちは!読書大好き うがいまさみです。
 
元号が改まって「令和」になりましたが、まだちょっとしっくり来てません。
 
ご存知の通り、令和の出典は日本古来の書物「万葉集」から。
万葉集って、中学・高校の古典の時間に勉強したぐらいだな。
あまり馴染みのない歌集でした。
 
私は古典の文法を覚えるのは苦手だったけど、短歌・俳句はわりと好きでした。
短歌や俳句のイメージとしては、一瞬を切り取ったような「写真」のような感じがします。

とはいっても、一番好きな歌人は寺山修司なので、百人一首や万葉集も教科書だけの世界でした。
 

でもね、やっぱりここまで注目されるようになったなら、
日本人として(いや、日本語教師としても)読んでおかないとね~。
それで、今回選んだのは中西進氏の「万葉の心」
 
理由は、最近TVで中西氏をお見かけしたことと
新聞の広告にでっかく紹介されていたから。
(ちょっと安易かてへぺろ)
 
人間はすべて万葉の詩人となることが可能だった。
「万葉集」に歌をのこした人は、天皇から大道芸人まで、あらゆる種類の人々である。
兵士もいれば遊女もいる。
農民も漁師もいる。
彼らは心から、歌いたいことを歌う形で、この詩集に参加している。
(「万葉の心」 はじめに P11より)
 
今、ここまで万葉集が注目されているのは、元号のもとになったから、だけではなくて、
中西氏が書いたように、貴族から一般庶民まで、階級に捕らわれない昔の人たちの言葉を「知りたい!」と思う人が増えているから、なんだと思う。
きっと現代人の私たちにも分かり合える部分があるはずだ、と。
 
・・・と、本屋で真面目に「万葉集」を手に取って振り返ると!
 
ああ、懐かしい人に出会ってしまった!!
やばい本だ!仕事をしなくなる本だ!!
 
一昨日、ネットのニュースで
京極夏彦さん 日本推理作家協会新理事長に

https://mainichi.jp/articles/20190527/k00/00m/040/217000c?fbclid=IwAR3gkEh8iCDpFntYH_tGmj5OQ-VF5KLeScve5FBp9HZY8gVfoQnX0DtHwcM

 

を見てから、急に「京極堂」に会いたくなったのだ。

京極氏の本を最後に読んだのは、いつだったかな。

 

そう思っていたら、本屋さんで新刊コーナーにありました!

「今昔百鬼拾遺 河童」

 

とにかく彼の小説は読みだすと止まらないし、ハマりすぎると日常生活にもどるのがタイヘンなこともある。

 

それでも、

ええい!就任祝い~!!

 

ということで、今日は衝動買いで2冊お買い上げハート

(本当は美智子上皇后さまが楽しみにしている 「ジーヴズの事件簿シリーズ」も欲しかったのですが・・・)

 

さて、締め切りが立て込んでいる5~6月。

どうしようかねーニヤリ

 

とりあえずは、また美容院へ行く時に持って行く本にしようと思っています。

 

ということで、それではまた。

(読み終わったら、またご紹介しますね!!)