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二宮和也さん主演

 ラーゲリよりを込めて




ニノが演じた山本幡男さんは実際に実在した人物ですニコニコ

この映画はその幡男さんの手紙とシベリア抑留の出来事から出来た作品ですカメラ








1945年夏

大日本帝国の降伏で終わった第二次世界大戦

そこで戦争は「終戦」ととらえるも

全てが終わったわけではなかった。


「終戦」の後に始まった新しい戦争被害

さらに幕を開ける。


その一つがシベリア抑留である。

ソ連によって日本人およそ60万人がシベリアに抑留され,

6万人者の命が落とされた。

山本幡男さんもその一人である。


何故敗戦後にそんな悲劇が起こってしまったのか・・・


ソ連は44年、日本と中立条約を結んでいた。

しかし力による現状変更、国際秩序の破壊をやってのけるソ連

(日本もそうだったようです)

は条約の期限が切れる前の45年8月9日、

日本の植民地でかいらい国家だった旧満州(現中国東北部)に攻め込んだ。


さらに日本兵や民間人を自国領やモンゴルに拉致。

最長11年間も拘束したという。


ソ連はドイツとの死闘などにより、国が荒廃していた中、復興の人的資源不足もしていた。

それを補うために労働させたのが、山本さん達捕虜(被抑留者)

極寒と飢え、重労働の「三重苦」にさいなまれた。


その痛苦はこの作品の中でとても良く再現されていたんじゃないかなと思いました。

ほぼみていて苦しいシーンが沢山ありましたが

その中で繰り広げられる【希望】を一人信じて懸命に生き抜いていく山本幡男さんの姿は

希望をすでになくしている者達への小さな光となって

最後には生きる力にしてくれているそんな風に感じました。


そしてなによりも山本幡男さんのご家族への愛。

またご家族からも伝わる強い【希望】

離れているのにしっかりと繋がっているご家族の絆にとても感動しました。

中でも夫婦のが本当に強くて美しかったですクローバー



    

ラーゲリ
ソビエト連邦における
強制収容所を指す言葉だそうです。

でも本来はキャンプを意味するロシア語の単語。



山本幡男さんはまさにラーゲリからご家族に壮大なラブレターを最後に書き残すのですが

ソ連は日本語で書かれた物を国外へ落ち出すことを許さなかったため、

4500字ものの長文は手紙として残せない状況にありました。


でも山本幡男さんから生きる希望をもらい続けた4人の仲間達が

山本さんの遺志をご家族の元に届けたいと強く願いました。

そこで行ったのが

「諳んじる」

「見なくても言える」

という方法。


劇中で山本幡男さんがいうセリフがあります。

 「頭の中で考えたこと・覚えたことは奪われない」


その言葉でインスピレーション受けた仲間の一人が手紙を記憶してご家族に届けようという提案をします。

4人の仲間達で手分けして記憶するのは本当大変だったと思います。

それも重労働しながらですから。

でも最後無事ご家族に最後の山本さんの言葉を届けることができました。

一人一人が山本さん宅へ伺い

記憶を文字に起こし、ご家族に渡すシーンはジーンとしましたね。


本当は生きて帰ってきて欲しかった。

そう強く思わせるシーンでもありました。


私この映画を見て、最後流れてきた主題歌にびっくりしたんですよびっくりびっくりマークはてなマーク

この映画の主題歌と知らずに最近ずっと聴いていた

Mrs.GREEN APPLEさんの

【Soranji】だったなんて!!


映画見る前からずっと頭の中で流れていた曲だったので本当驚きでした!

何か引き寄せたんですかね爆笑


この曲は「諳んじる」から受けたインスピレーションを映画とリンクさせた

ボーカルの大森元貴さんが言っていたようです。

すごくすごくリンクしまくりで

今ではこの曲を聴くたびに映画が思い出されるほどですよ照れ


映画も歌も本当に素晴らしいのでまだ見ていない方は是非見てほしいですキラキラ




今ある日常がどれだけ幸せなことか思い知らされますし

なにより家族との時間を大切にしなきゃなと思い知らされます。

一緒にいられているこの時間がどれだけ奇跡か・・・。




そして夫婦の絆

離れていてもあんなにも同じ気持ちで

希望を忘れない強い二人に

​感銘を受けました





  

 

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