「お尻や太ももがしびれる…」「長時間座っていると痛みが増す…」
そんな症状に心当たりはありませんか?
それ、坐骨神経痛かもしれません。
坐骨神経痛とは、腰から足にかけて伸びる「坐骨神経」が圧迫されることで起こる痛みやしびれの総称です。
今回は、その原因や症状、そして漢方を活用した改善方法は?
坐骨神経痛の主な症状
• 腰やお尻、太もも、ふくらはぎにかけての痛みやしびれ
• 片側の足に症状が出ることが多い
• 歩くと悪化し、休むと和らぐ(特に脊柱管狭窄症の場合)
• 長時間座ると痛みが増す(特に椎間板ヘルニアの場合)
• 重症になると、足の筋力低下や排尿障害が起こることも…
このような症状がある場合、早めに対策を取ることが大切です
なぜ坐骨神経痛になるのか?
坐骨神経痛の多くは、腰の不調が原因です
日頃の姿勢や動作のクセによって腰に負担がかかり続けると、筋肉が凝り固まり、神経を圧迫するようになります
その結果、痛みやしびれが現れるのです
つまり、根本的な改善には腰のケアが欠かせません!
漢方で坐骨神経痛を改善!一般的な処方!!
坐骨神経痛は、東洋医学では「気血の滞り」や「冷え」、「湿邪(余分な水分)」が関係していると考えられています
症状や体質に合わせて、以下の漢方薬がよく使われます。
桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)
→ 冷えによる痛みが強い方におすすめ
疎経活血湯(そけいかっけつとう)
→ 血流を改善し、神経痛を和らげる
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
→ 加齢や腎の衰えによる足腰の痛みに
八味地黄丸(はちみじおうがん)
→ 冷えやむくみを伴う場合にピッタリ
漢方は、体質に合ったものを選ぶことで効果が高まります
症状が気になる方は、専門家に相談してみるのもおすすめです
坐骨神経痛の改善には「腰のケア+漢方」
坐骨神経痛の多くは、腰の不調が原因。
日頃から姿勢を意識し、無理な負担をかけないようにしましょう。
さらに、漢方を取り入れることで、体の内側から根本的に改善することができます
自分の体質に合った漢方を選び、早めのケアを始めてみてくださいね
あなたの健康な毎日を応援しています