不妊治療情報センターの季刊誌「i-wishママになりたい」に連載の「ママ&パパになりたいふたりのために」より

 

第1弾ビックリマーク

 

パパの健康と精子の健康のために! ママの元気な卵子とフカフカの子宮内膜を育てるために! 大事な栄養素を2回に分けて紹介します。

 

どの栄養素もバランス良く十分に摂取することは、1日のことでも大変です。まずは、1週間や1カ月という長い期間で考え、栄養素が云々よりも、いろいろな食品を偏りなく、たくさんの種類を満遍なくとるように心がけましょう。それでも足りないな、偏っているなと感じたら、サプリメントを上手に使いましょう。

 

 

ビタミンD

ビタミンDが不足すると、女性は着床しにくくなる、また男性は精液所見が低下する要因になるというデータがあります。ビタミンDは、紫外線を浴びることでつくられます。日焼けと相談しながら日光を浴びましょう。また、魚介類にも多く含まれています。

 

鮭と里芋のグラタン                           

 

日光

 

 

葉 酸

造血作用があり血流が改善することにより、精子や卵子の活性化が期待されます。女性は胎児に起こる神経管閉鎖障害を予防するために、妊娠前からの摂取が推奨されています。緑黄色野菜や納豆などに含まれています。

 

納豆ご飯

 

ほうれん草

 

 

ビタミンE

抗酸化作用により、活性酸素に弱い卵子や精子を守ることが期待できます。また、女性には、月経前症候群や月経不順などを改善する効果もあります。

かぼちゃなどの緑黄色野菜やアーモンドなどの豆類に多く含まれています。小腹が空いたらアーモンドなどのナッツ類をおやつにしましょう。

 

アーモンド

 

かぼちゃのポタージュ

 

 

受精後の胚が順調に細胞分裂を繰り返すために重要な成分です。

女性は、月経のたびに不足しがちになる栄養素ですから、日頃から心がけて摂取しましょう。レバーやひじきなどに多く含まれています。

 

ひじきと切り干し大根の煮物

 

レバーパテ

 

 

マグネシウム

人体に欠かせない必須ミネラルで、体内のミネラルバランスをコントロールする重要な役割を持っています。精神を安定させる働きもあり、不足すると疲れやすくなるなどの症状があります。ワカメや落花生などに多く含まれています。

 

ワカメの酢の物

 

落花生

 

 

刊行誌「i-wish...ママになりたい58号」の記事から紹介

 

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