相談
40歳で第一子を妊娠するも6週目で流産してしまいました。それから不妊治療を開始しました。
約2年半で採卵、移植ともに5回行いましたが、妊娠には至りませんでした。治療中に第二子を自然妊娠で授かりましたが、10週目で心拍が停止してしまい、また流産しました。
その後、最後の胚を移植しましたが、妊娠には至りませんでした。その瞬間に私の中で今までの頑張りの糸がプチっと切れ、治療を休んでいます。44歳から基礎体温と排卵日チェッカーを使いタイミングを取っているものの、なかなか上手くいきません。また、主人が精神科に通うようになり、薬を処方されていて、その薬のせいもあってか思うように精子を出すことが出来ず、タイミングを取れないことも日常茶飯事です。
45歳になり、ついに基礎体温が二層になりにくくなり、今月は生理不順で生理予定日になってもおりものがほんのりピンク色になっただけで量も少量です。
もう妊娠は、無理かな…?と思う気持ちと、まだ治療に望みがあるなら挑戦したいという気持ちで揺れています。
赤ちゃんを諦められない気持ちもあり、スパッと妊活をやめられません。
45歳、しかも生理不順でまだ頑張ってみる価値はありますか?ちなみに第二子を流産した時に不育症の簡易的な検査をしてもらい原因不明でした。
41〜45歳 ・ 三重県
お返事
流産を二度も経験されて辛い思いをされましたね。
最近の月経についても、基礎体温が二相になりにくくなり、月経予定日におりものが少しピンク色のものが混じる感じも、さぞご心配になられることでしょう。
また、ご主人様の調子はいかがですか? 奥様も心配ですね。
今後の治療をどうしたらいいのか、それは、現在の卵巣機能によって考えていかれるのが良いと思います。排卵する力があれば、期限を決めて治療に取り組み、良い結果に繋がらなかった場合には治療終結という選択肢もあるのではないでしょうか。
また、少し未来の自分に問いかけてみてください。
「あの時、治療をやめていて…」
「あの時、治療をやめなければ…」
そのどちらに「よかった」が続くでしょう。
ご主人様はどのようなお気持ちですか? ご夫婦でよく相談してはいかがでしょう。
こちらでも、相談者さまが心配されるように、治療を諦める時期などについての調査をしたことがあります。
具体的に「治療のやめどきっていつ?」の質問では、以下の結果となりました。皆さん、同じような思いをされていらっしゃるのだと感じたものです。また、カウンセリングが大きな意味を持つのもこの時期のようですから、その対応がある病院選びも心強いのかなと思いました。
よろしければご参考にしてください。
本コーナーは、不妊治療情報センターに日々寄せられる相談とそれに対するお返事を抜粋したものです。不妊治療で悩まれる方は全国に多くいらっしゃいます。私たちは、みなさまが少しでも不安や心配なく妊活や治療に臨めるように願っています。