保険診療、それとも自由診療? i-wish...ママになりたい

 

 

 

 

せっかく保険診療で不妊治療が受けられるようになったのに、自由診療ってなに?!
そう思う人は、少なくないと思います。

保険診療で体外受精を受けるメリットは、確かにあります。
でも、実際に保険診療では難しいカップルがいるのも事実です。

 

先進医療と組み合わせたら、その難しさも、どうにかなるんじゃないの?
そう考える人もいるでしょう。
ただ、先進医療ではないところが難しさにつながっているカップルもいるのです。

 

たとえば、排卵誘発。

年齢が高かったり、AMHがとても低かったり、卵巣機能が低下していたりすると、保険診療による排卵誘発では予想以上に難しかったりします。

排卵誘発。それは、卵子を得る、成熟卵子を得るという大切な治療です。
受精に導ける卵子がなくては、体外受精治療を進めることができません。
成熟した卵子でなければ、受精は難しいのです。

 

卵子の質も重要です。
その後の胚発育を大きく左右するからです。
そして、精子の質も同じように重要です。
精子の質が、胚盤胞への到達や胚のグレードに大きく関係しているからです。

 

 

 

 

 

保険診療で、難しい。卵子が得られない。胚が育たない。着床しない。妊娠が成立しない。と時間を費やし、年齢を重ねてしまうのなら…

あえて、自由診療という選択は、どうだろうか?

そう考えた時の参考として特集を組んでいます。

 

 

 

 

 

連載4回目の「培養室からこんにちは!」は、胚のグレード評価についてです。
そもそも胚の評価って、全病院&クリニック共通というわけではありません。
評価する胚培養士が違えば、違ってくることもあります。でも、同じ病院&クリニックの中では、その差が出ないように訓練をしています。今は、タイムラプスインキュベーターの登場で、だんだんと変わってきていることもありますが…
インキュベーターのメーカー間の差も、あるのかなーと思っています。どうなんでしょう。
また、調べておきます。

 

 

 

今号のママなり応援レシピは、「オートミール」です。
栄養価が高いオートミールをぜひ、使ってみてくださいね。