dr年齢を重ねれば当然のように卵胞の育ちが悪くなるそこを何とかしたい!
人が生きて行くために必要なホルモンDHEA


 

妊娠するためには、卵巣で卵胞が順調に育ち、排卵されなければなりません。
しかし、年齢を重ねると卵巣は上手く機能しなくなってきます。脳の指令に対して、卵巣の反応は鈍くなり、卵胞が育ちにくくなってきますが、これは、ある意味、仕方のないことです。生きている以上、止めることのできない老化現象なのですから…。
でも、だからと言って諦めてしまうことなんて簡単にできないのが「赤ちゃんを抱きたい」という希望ですよね。
では、何か方法はないのでしょうか?  大塩先生に伺いました。

これだ!アメリカ生殖医学会で出会ったDHEA


■大塩先生 医師として私もまさに、その悩みをずっと抱えてきました。今は、高齢での妊娠、出産が増えてきましたが、その一方で、やはり妊娠できない、出産まで至らないことが少なくありません。特に40歳前後の方はFSHが高く、『排卵誘発剤が効かない』、『どの薬を使っても効果が上がらない』という状態で、この人たちを妊娠に導くためには、どうしたらいいのだろうか? と考え、模索し続けていました。
ところが、今から6年程前。アメリカの学会で私が悩みを抱えるこれらの症例が、DHEAを摂取することで妊娠に至ったという発表を聞いて、「これだ!」と思いました。そして、発表をしたグライシャー医師にニューヨークまで会いに行き、作用の確認を再度して、コンサルテートしてもらい、自分の患者さんたちにも使い始めたわけです。
すると、これまで卵巣の反応が良くなかった方が改善し、卵胞が育つようになりました。
今も、高齢の女性の妊娠、出産は 困難を極めることには変わりませんが、DHEAで多くの方がママになることができました。

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i-wishママになりたい紹介
妊娠しやすいからだづくり2012で掲載されている内容です。

内容については、妊娠しやすいからだづくり2012 もご参照下さい。