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よく知って欲しい自分のからだのこと、知らないことからくる不安や心配をなくしましょう!


--編集部 ●本誌「i・wishママになりたい」でも、度々身体のこと、排卵までの道のり、妊娠までの道のりについて特集を組んできました。
どのように排卵されていくのか、どのように妊娠していくのかをきちんと理解することは、とても重要なことです。なぜなら不妊治療を受けるご夫婦にとって、その理解が治療の一つひとつにつながっていくからです。その一つひとつとは、治療の方法だったり、薬の使い方だったりします。
また、不妊治療を進めて行く中で、多くの方が希望と不安を持つ「妊娠」という結果。
その結果への希望と不安や心配に向き合うためにも、やはり自分の身体のことを正確に知り、理解していくことが原点になることでしょう。
その大切さの重みが、新宿ARTクリニック・斉藤志穂看護師長のお話からうかがえます。

あなたは、自分のからだや女性のからだについて知っていますか?


--編集部 ●看護師という立場から、患者さんの様子をどう感じていますか?

斉藤看護師長 ■不妊治療にみえる方は、赤ちゃんが欲しいという希望を持っていらっしゃいます。
でも、排卵のこと、妊娠のこと、そして自分自身のことをわかっているようでいて、実は良く知らなかったということも少なくないようです。
不妊治療はちょっと特殊な治療で、痛みやかゆみなどの症状があって来院されるわけではなく、妊娠しないという現実からおみえになります。
この薬を飲めば治る、この治療法で治るというものでありません。だからこそ、自分のからだ、女性のからだをよく理解して治療に臨んでほしいと思います。

--編集部 ●理解してもらうために、どうしていますか?

斉藤看護師長 ■先生の診察には、看護師がついていますが、その後に看護師が「診察はいかがでしたか? わからないことはありませんか?」と伺いながら、特に初診の方には丁寧に排卵までのこと、妊娠までのことなどを図をお見せしながらお話します。
そうすると、「よくわかっていなかった」と言う方も多くいます。これまで、まったく治療を受けてこられなかった方ばかりでなく、他院での治療経験がある方のなかにも多くいることがわかりました。

 

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i-wishママになりたい紹介
妊娠しやすいからだづくり2012で掲載されている内容です。

内容については、妊娠しやすいからだづくり2012 もご参照下さい。