11月22、23日に開かれた生殖医学会の取材に行ってきました。
その帰りに、せっかく金沢に来たのだからと兼六園にも寄ってみました。閉園時間が押し迫った夕暮れ時、紅葉したもみじが夕日を浴びて輝く姿は、本当にきれいでした。
みなさんは、もみじ狩りにいらっしゃいましたか?

 

今年のテーマは「生殖医療 ~男と女のハーモニー~」。男性と女性のハーモニー(調和、和合)で生殖が可能になる、男性と女性そのものを理解すること、理解しあうことが重要だということから、からだだけでなく、遺伝子や生殖器、卵子や精子といった配偶子などの男女の違いをテーマに、さまざまなプログラムが企画されていました。
今年の会場は、石川県金沢市・JR金沢駅前に隣接する石川県立音楽堂、その隣のANAホテルの2会場で、シンポジウムや記念講演、ポスター展示があり、多くの企業出展もありました。
医師、看護師、培養士が多く集まる学会ですから、さまざまな研究発表が行なわれます。

日本生殖医学会では、今年の3月「第三者配偶子を用いる生殖医療についての提言」をまとめています。今回の総会では、これについての話も総会の中に盛り込まれていたと思います。第三者の卵子、精子を使った高度生殖医療は賛否両論。学会が、どのようにまとめていくかにも注目が集まります。