妊活期に大切な寝る前2~3時間の過ごし方 6つのポイント!!
また、当たり前のことばっかり?!と思うかもしれませんけど、この当たり前のことを守ること、続けることが大変なことと気がつくこともあるでしょう。
さて、その6つのポイントは
テレビやパソコンのモニタも極力消す
部屋の明かりは絞り気味にする
熱いお風呂に入らない
コーヒーや紅茶、緑茶などカフェインを含む飲料を摂取しない
激しい運動をしない
食事を摂らない
です。
睡眠は、からだをリセットして元気を取り戻すために無くてはならないもの。これが上手くできているかも大事なことです。
そして、睡眠と妊娠は無関係ではないといわれています。これには、どうやらホルモン分泌が関係しているようです。
睡眠中にはメラトニンやプロラクチンが分泌されますが、このホルモンは光刺激を受けることによって分泌が抑制されることがわかっています。
つまり、本来暗いはずの夜間に明かりの下に居続けると分泌量が低下するのです。
夜間に働いている飲食店従業員や夜勤のある看護師には月経不順などの症状が多く見られるといいます。夜間に長時間にわたって明かりを浴びることでホルモンバランスが乱れ、本来、からだに備わっているはずの体内リズムが崩れた結果、月経不順が引き起こされるという指摘があるのです。
月経不順は不妊の一因になるものですから、睡眠も軽視できないということ。夜間に暗い環境で眠ることが大切だといえそうです。
では、質の良い睡眠を得るためには、どのようなことに気をつけたらいいのでしょう。
入眠作用や睡眠維持作用があるメラトニンは、習慣的就寝時間の1〜2時間前から分泌され始め、深夜2~3時ごろに最も盛んに分泌されます。ですから、少なくとも深夜2~3時には暗い室内で眠っていることが理想です。先に説明したようにメラトニンは光刺激によって分泌が抑制されますから、まず、室内を暗くする必要があるのです。
光のほかにもメラトニンの分泌を抑制するものがあります。
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインはメラトニンの分泌を強く抑えるので、睡眠2~3時間前には飲まないようにしましょう。寝付きが悪くなるだけでなく、睡眠の質が悪くなる恐れがあります。
睡眠2~3時間前の食事も避けるようにしましょう。
わたしたちのからだは睡眠に向けて体温が下がり始めます。これもメラトニンの作用なのですが、睡眠前に食事をすると、食べたものを消化しようと内臓が活動して体温が上がってしまい、寝付きにくくなってしまうのです。
寝る間際に熱いお風呂に入るのも寝付きを妨げます。
時間に少し余裕を持って睡眠2時間前までに入浴するか、睡眠間際なら、ぬるめのお湯につかるようにしましょう。