「レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター/格闘飛龍(1993年)」 りんちぇい演じる主人公:方世玉/フォン・サイヨ 演じた年齢:31歳 ミコ診断 ストーリー:★5つ アクション度 ★5つ
たまらん度:★4つ お勧め度:★4つ <CAST> 方徳:朱江 苗翠花/チーファ:ジョセフィン・シャオ 婷婷/ティンティン:李嘉欣(ミシェル・リー) <STORY> ある富豪が、娘の婿取りを賭けて開催した武術大会に出場したサイヨは あと一撃で勝利という寸前でわざと負けてしまう。 この結果に納得が行かないサイヨの母は、男装して武術大会に出場し勝利を収める。 事情を知らない富豪が婚礼の準備を進める頃、 サイヨの父が反清朝組織「紅花会」の一員であることが判明する。
広東に自称?「広東十虎」を名乗るサイヨと言う青年がいた。 父の方徳は厳格で真面目な男。一方、母のチーファは武術の名手でスーパーママ。 そんな父を尊敬し、母を溺愛している甘えん坊だが、正義感も人一倍強かった
富豪の“雷虎/ロイ・フー“は広東では新参者。
親睦を深めるために「運動競技会」を開く。
そこでサイヨは可愛い女性にちょっかいを出す男とスポーツ対決をする。 最初の競技の幅跳びで負けた男は、次にリレー対決を挑んできた。 しかしサイヨのチームは3人だけ。サイヨは女性の手を掴みメンバーに加えた。 よーいスタート!2番手まで互角の勝負だったが、サイヨチームの3番手は例の彼女。 走り出すが転んでしまい、あっという間に敵チームに離されてしまう。 それでも必死で走り、最終走者のサイヨの元へ。倒れこむ彼女を受け止め、 バトンを受け取り走り出すサイヨ。
相当離されていたが、見事ゴールのテープを切った。
運動競技会を開いたのにもかかわらず、自分のことを良く思ってくれないと イライラするロイ・フーは次に娘のティンティンの婿取りを賭けた武術大会を開く。 父の監督の下、サイヨが勉強している。
「出かけてくる」 という父に、
サイヨは「戻るのいつ?一人じゃ淋しくて・・・う~ん」って・・・ この時の顔は凄く幼い。りんちぇいが31歳の時なのにまるで中学生みたい。 方世玉の年齢は20歳前だからね。見えなくもないってとこが凄い!
父が出かけたのを確認すると、親友と武術大会にそそくさと出かけていく。 ティンティンの母を相手に闘い出す。しかしあっさりと自分から負けちゃうの。 理由は逃げ出してしまった娘の代わりに、父はブサイクな侍女を代わりに座らせていた。 それをサイヨは見ちゃったから
息子の敗北を知ったチーファは「方家の名誉のため」と男装して参加し見事勝利! それで無理やり結婚させられそうになって~サイヨは女装して逃げたり・・・
りんちぇいお得意?女装
ここまではホントにギャグ。ママも相当面白いしね。
父さんに見せるってパーマかけたり。
しかし出かけて行った父に傘を届けに行ってから、展開が変わって行くんだな~。 二人が父の元を訪ねると、父は何かひそひそと・・・一緒の女性は泣いている。 「お腹の赤ん坊はどうする?」と父。
ママは「夫が浮気してる?」って勘違いしちゃう。
ここが最初の見所
そこへ方徳の持つ紅花会の連判状(名簿)を狙い、提督が現われる。 父を庇い、サイヨは提督と闘う。
りんちぇいお得意の「棒術」炸裂! なんとか逃げ出した方一家は、ロイ・フーの家に匿ってもらうため押しかけていく。 サイヨもティンティンの婿になることを覚悟してね。二人の女性が歩いてくる。 侍女の肩を掴み「お会いしとうございました~」とサイヨ。
「お嬢様はあちらです~」と侍女。
サイヨは侍女のことを娘と思ってたんだったよね。 本物のティンティンは運動競技会から気になっていたあの可愛い女性だったの。 そして二人は晴れて結婚することになるのです
披露宴の夜。招待客を待つロイ・フー一家と方一家。 そこへロイ・フーが招いた知事と一緒に、父の連判状を狙う九門提督が。 必死でいろんなことして隠れようとするけど、ばれてしまい闘うこととなる。 しかし足を撃たれ逃げ遅れた方徳は捕まり、
夫を庇ったティンティンの母も撃たれてしまう。
サイヨは「連判状がある限り父さんは無事だ」と街へ行き、親友の元を訪ねる。
するとリュウは役人の尋問を受け、アーロはサイヨを庇い殺されたと言う。 サイヨの怒りが爆発し、朝廷に出向いていく。
ここが二つ目の見所 役人に殺され、朝廷の東門に吊るされているアーロを引き取りに行く。 吊るされたアーロを下ろし「一緒に戦ってくれ」と背負い
縄を武器に暴れまくる。
「縄術」もりんちぇいお得意ね!サイヨに跪き、謝る役人たち。
そしてアーロを葬った。
使用人のマグーに、父が明日処刑されることを告げる。 一人で父を助けに行くので母たちと逃げるよう諭す。 母に「プッスイ海岸へ行けば紅花会の支部があって
チャン会長に会える」と嘘をつく。
サイヨは一人で提督の所へ乗り込むつもりなのだ。 その夜、撃たれたティンティンの母は夫と娘が見守る中、命絶えた。
ここが最後の見所!
翌朝、連判状を届けると、
母に嘘をついたサイヨは単身で父を救出に。
馬に乗り颯爽と現れ、跨ったまま敵を斬りつける。
九本同時に撃てる弓矢もカッコいいし、
九本弓矢
焼き切れそうなギロチンの綱を、
手を血だらけにして引きづられながらも掴み放さない。
「サイヨ!そんな立派な男になっていたとは、嬉しいぞ この国の事は頼んだ。お前のお陰で心おきなく死ねる」と父。 両親に甘えん坊と思われていたサイヨは、立派な青年に育っていたんだね~~ そこへチャン会長と愛する息子を助けるため母が駆けつける。 プッスイ海岸にはホントに紅花会の支部があり、
チャン会長も駆けつけてくれた。 提督を倒し、父も救出したサイヨはティンティンと「紅花会」の一員となり 両親の元から巣立っていった。
もし自分にこんな息子がいたら誇りだわ~。 今の時代にこんな青年がいたら、世の中も変わるだろうね!