妊娠のことで真司とたくさん話した。
やっぱりおろした方がいいんかなぁ・・・。
だってさ自分たちの無責任な行為でこうなってしまったから、ちゃんと考えなくっちゃ…。
真司はあたしの言う言葉に考えてはいるけど、できることなら面倒臭いことは避けたいのが伝わってくる。
おろして─とははっきり言わない。
産むというあたしの一人よがりに過ぎなかった。
もしかしたら妊娠を疑ってんかもしれない。
とりあえず2人で産婦人科に行ってみよう──。
あたしは言った。
おろすのは別として真司にちゃんと向き合って欲しかった。
おろすかおろさないかを考えながいるのは、お腹の子に申し訳なくて仕方ない。
あたし達は産婦人科に行った。
でも、なんと午後休診。
これっておろすなってこと?!
あたしは勝手に解釈した。
二軒目の産婦人科に行った。
「ここは避けたいな。」と真司。
「なんで?」
「みゆが産まれた医者なんだ。」
はぁっ?!!!!
あたしは耳を疑ってしまったょ。
つかみゆが産まれたところとしても30年も経ってんだぜ!!
この状況のなかよく言えるょっっ(怒)
あたしは言いたかったけど我慢した。
超音波検査をした。
台がひんやり冷たかった。
超音波の写真をもらって真司にみせた。
あまりピンときてないようだけどあたしの妊娠を現実的に受け止めてくれたようだった。
「こういうのみたら産みたくなっちゃうね」あたしは言った。
真司は待ち時間に疲れていたょうだった。
後日一軒目に行った産婦人科に行った。
おろすことを考えてだった。
「おめでとうございます。3ヶ月ですね」
超音波の映像をみた。
この子は生きようとしてる。
あたしには分かる。
「ちょっと訳あって今迷ってるんです…あたしは産みたいんですが…」
おろすのだったら早い方がいいと言う。
よく考えてまた連絡下さいと言われた。
「あたし産みたいな。真司の迷惑にならないようにするから──」
その翌日あたしは電話をかけた。「あたし産むことにしました。
自分ちの近くの産婦人科にするんでいろいろありがとうございました。」
正直迷っている。
旦那にもまだ言えない。
自分が一人闇の中を彷徨っていた。
産むのは簡単。その後どうなる?