なんで負けたん!
何やってるん?!
やる気あんの?!
なんで最後まで走らへんの!
普段の練習が足らんのちゃうの!
やる気ないんやったら辞めや!
試合で負ける姿を見ると
残念な気持ちから
イライラになって
帰ったきた息子に
怒号を飛ばすことが当たり前だったんです。
そんな私が
今日はお疲れ様~
寒かったやろ~
と、息子を労うことができました。
その理由とは?
身体の不調から心の声を聴く専門家
看護師でBSカウンセラーコーチの
北村 真代(まよ)です。
試合で
いい結果を残せずに帰ってきた息子に
今日はお疲れ様
寒かったやろ~
とだけ言いました。
家族6人で食卓を囲み
それぞれの今日について話して
息子は
「今日は調子悪かったわ~」と
自分で試合を振り返っていました。
コーチに指導を受けたことについても
それを求められている
ということでもあるし
伸びしろがあるってことやん
と私も思うことができて
食卓の雰囲気を壊すことなく
会話が出来て
穏やかな時間を過ごすことができたんです。
とある家庭では
それが当たり前の姿、かもしれないけど
私は
長年
温かくて優しい
食卓の雰囲気をつくることが
できずに悩んできました。
いつも
子どもの欠点を
チクチクと責めては
嫌な雰囲気を作っていました。
そんな私が
今日はお疲れ様
寒かったやろ~
と、息子を労うことができた
その理由とは?
それは
夫に自分の胸の内を話せたから
だと思います。
試合観戦の帰りに
夫に自分の胸の内を話しました。
ラスト1分で逆転されて
チームに対して不甲斐なさを感じていること。
息子に対しても
もっと走れたんじゃないか
もっとできることがあったんじゃないか
と思ってイライラしてしまうこと。
このままでは
息子が帰ってきたときに
イライラをぶつけてしまいそうなこと。
本当はそんなことをしたくないこと。
本当は彼を応援したいだけだということ。
これまでは
こうやって胸の内を見せること
あまりしてきませんでした。
なぜなら
言っても仕方ない
と思っていたから。
言ったところで
私の問題だと思っていたから。
胸の内を話すことで
すぐイライラする自分が
バレてしまうのも嫌だったし
話してしまうと
「じゃあもっとこうしろよ!」
って追い打ちをかけられると思っていたから。
でも、違ったんです。
夫は最初に
「それはしんどいなぁ」と
言ってくれました。
そして
確かにいい試合ではなかったけど
そうゆう日もあるんじゃない?
自分も毎日絶好調で
100%のパフォーマンスができるかって言われたら
多分無理やし
それは息子もそうじゃないかな。
どちらにしても
本人の問題やし
次の試合で
調子あげてもらうために
どんな声掛けをしたらいいかとか
考えてあげるのがいいんじゃないか?
と、夫の考えを
冷静に話してくれました。
話を聴く途中で
責められているように感じて
反射的に
またイラっとしそうになったりもしたけど
もう一人の自分が
それ癖だよ~
って、私自身を俯瞰することも出来ました。
私は
それだけ
自分が責められることを信じていて
責められるのが怖くて
責められないように自分を守ってきたんだな
守るために
いつも周りを見張っては
先に人を責める
という行動をとってきたんだなぁと
改めて
自分を知りました。
そんな自分が
情けなくもあり
恥ずかしくもあるけど
夫は
そんな私に対して
そんなに肩に力入れなくていいんじゃない?
と言いました。
許せない自分や
隠したい自分がいたけれど
自分はもう既に
とっくの昔に
そんな自分のことはバレていて
赦してもらってきたんだなぁと
思いました。
私が
夫に胸の内を話そうと思った
このタイミングがきたように
夫自身も
そんなに肩に力入れなくていいんじゃない?
この言葉をいうタイミングを
待ってくれていたのかもしれません。
夫とのこんなやり取りがあって
(一瞬イラついたけど)
ほんの少しかもしれないけど
子どもの前で
優しさを差し出すことができた私です。
分かってくれない!
話を聴いてくれない!
そう感じる
あなたの近くにいるその人も
実はもうとっくに
あなたのことは
分かってくれているのかもしれません。
あなたが
隠したいと思っている自分のことも
あの人はもう既に知ってて
いつまで
そうやって強がってるのかな~
なんて思いながら
見守ってくれているのかも?
しれませんね。
やり方を変えたら
現実は必ず変わっていきます。
あなたも
現実を変えたいなら
ほんの少し勇気を出して
誰かに胸の内を話してみませんか?
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あなたとのご縁を楽しみにしています