出来損ないのシェヘラザード 20 | 気まぐれ・・・美男のお部屋

気まぐれ・・・美男のお部屋

気まぐれに、美男ですねのお話をいろんなテーマで綴ってみたいと思っています。
宜しければお付き合い下さい・・・ぺこり。

 

 

 

 

テギョン常務の言う通りに

このまま 去ろうかとも思ったが

最後になるのならと思い

 

 

「ねぇ テギョン常務

 最初は そっちから 浮気するか?って言ってきたのに

 毎日のように 寝かせ付けろと言って私を呼び出しておきながら

 どうして 最後まで手を出さなかったんですか?」

 

 

私は ずっと疑問に思っていたことを

口にした

 

 

「・・・ お前 俺に手を出されるのを待ってたのか?」

 

 

「いえ 待ってはいませんし

 そーゆー関係になりたいなんて これっぽっちも思ったことはないですけど

 よくよく考えてみたら

 私って そんなに魅力に欠けるかなーって思いまして ・・・」

 

 

「最初に誘った時 お前が断ってきたんじゃないか!

 無理に そんなことしたら犯罪だし

 

 ・・・ 途中からは 俺が嫌だったんだ

 

 お前ともっと一緒にいたいと思った

 

 だが お前を俺のものにしたら

 何のために 俺がここまで来たのかがわからなくなる

 

 俺には 命に代えてでもやらなければならないことがある

 

 それを成し遂げるまで あと一歩のところまできて

 もう 後戻りはできない

 

 なぁ お前 どこまで知っているんだ?

 

 どのみち 俺は この後 お前の前からいなくなる

 だから ・・・」

 

 

テギョン常務は 私の横に着いた手を強く握ると

ダン!と そのまま壁に叩きつけた

 

 

テギョン常務の雰囲気に 圧倒されながらも

 

 

「どこまでって ほとんど何も知りませんよ

 だから 何も知らないで 消えられる方が傷つきます

 でも 言いたくないのに言えと強要するのもなーって ・・・」

 

 

そう言うと

 

テギョン常務は 俯いて何かを考えこんできたが

急に顔を上げ

 

 

「なら このままここに泊まっていけ

 

 そして 最後の話しを聞かせてくれ シェヘラザード」

 

 

 

 

 

何かが吹っ切れたように

子犬のような優しい笑顔で 言ったのだった

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

お付き合いありがとうございます。

 

なんだか グダグダしてすみません(土下座)

次回からは テギョンさんサイドの話しになり

あと数話で終了予定ですので お付き合いください。

 

 

春の足音がすぐそこまで聞こえてきましたが

 

・・・ 今年 花粉酷くね?

 

風が強い日が多いせいか

鼻も耳ものどもかゆいーーーー!

薬飲んでも あんまり効かないしさ

息苦しさで 睡眠不足気味です

寝ても おっさんみたいな自分のイビキで目が覚めることもあるw

 

あー 鼻取り外して丸洗いしたいわーーー

 

 

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