いいお年玉 | ママ、わたしは生きていくよ。

ママ、わたしは生きていくよ。

バリキャリ母と、平凡娘ひとり。
母子家庭を襲った母の癌。
闘病3年9か月で風になった母。

母の知らないわたしを徒然したためます。

ムスメーズは

毎年お年玉として絵本をもらっている。

 

今年の1女がもらったものは

わたしにとって大ヒット!!

 

 

この本はすごい!

 

未来は大変なことばかりが待っていると

大人に教えられた兄

その話を聞いて怖くなる妹

 

それを祖母は「だいじょうぶ!」と言い切るのだ。

 

おとなはすぐに 「みらいはきっとこうなる」とか 

「だから こうするしかない」とかいう。

 

おとなはよく 「コレとコレ、どっちにする?」とかいう

けれど どっちもちがうなーっておもったら

あたらしいものを じぶんで みつけちゃえばいい

 

みらいは たーーーーっくさん あるんだから!

 

そう教えられた妹は

 

そっか。

ふたつとかみっつしかないわけないもんね。

 

それしかないわけないじゃない!

 

と すんなりと受け入れるのだ。

 

そうか。

わたしもそう思った。

 

頭の固い

固定概念にとらわれないように努力していたつもり

だったけれど

36年もわたしはすごしてきたのだから

偏りがないわけがない。

 

こうするしかない とか

選択肢はこれだけだ とか

ガチガチになってるやん!と思った。

 

確率

経験

しがらみ

 

いろんな知識がこびりついて

それが大人になることなんだろうし

良いことだってたくさんあるけれど

 

無駄にあきらめたり

選択肢を少なくしたりしてるのも

確かなんだな・・・。

 

母のことにしても

生存率

治療薬の選択

統計データ

いろんな知識や膨大なデータによって

助けられていながら

縛られている。

 

少なくなっていく選択肢に怯えていく。

 

けど、

それしかないわけないじゃない!

なのだ。

 

それしかないわけない。

同じ人間が一人としていないのと同じで、

限りない可能性があることに

なぜか目をつむってしまう。

 

 

あー、いい絵本くれたね!叔父!

いろんなこと 水に流そうwww