こんにちは、ピロコです。
まだまだ続きます、
連れ子の姉Aちゃんの
修学旅行のお土産話。
(違う意味で)
…
旅行から帰ってきてから
1週間以上もずっと
あの汚部屋の中に放置されていた
かわいそうな私のスーツケース。
…
やっと返ってきたと思ったら、
『ありがとう』でも
『返すのが遅くなってごめん』でもなく
ただ無言で
スーッとリビングに滑り込ませ
そのまま何も言わずに
パタリとドアを閉めた、
わが家のAちゃん。
…
ピロコは、
ここまでの段階ですでに
Aちゃんのだらしなさや
礼儀のなってなさに
相当イラっときていたので
『これは本人にきちんと言わないと!』
と
Aちゃんにキツめに注意する決心をして
すっくと立ち上がると
そそくさと2階に上がって行ったAちゃんに
声をかけるため
リビングのドアに手をかけました。
…
いや、
待てよ。
私はAちゃんを呼ぶ前に
すぐそこに放置されているスーツケースを見て
ふと
中身がきちんと取り出されているか、
傷や汚れはないか、
何かちょっと嫌な予感がしたので、
返却されたスーツケースの状態を
確認しておきたくなりました。
(これが女の直感と言うものなのかしら…)
…
ぱっかーん。
Aちゃんに貸した私のスーツケースを開けると
なんとそこには
私がAちゃんがオーストラリアに行く前に
あれこれ苦心して用意したものたちが
無造作に入れられた状態のままだったのです。
…
その中身というのが
こちら。
- オーストラリア仕様の電源プラグ
- 海外でも使えるヘアアイロン
…
いやね、
たしかにこれらは
別に今、急いで使うものでもないし
たしかにスーツケースの中に入れて置いて
次回使う時に取り出しても
かまわないものではある。
…
でも、だ。
これだって、
たまたま私が以前オーストラリアに行った時のものが
まだ使えそうだったから
『これ、現地で使えるから持って行きな!』
って
貸してあげたものなんだけどね。
…
それについてもAちゃんは
『ありがとう』
の一言もないし、
『プラグとアイロン、スーツケースに入れて置いても大丈夫そう?』
などと聞いてくれることもなく、
ただただ無言で
それらをスーツケースにぶち込んだまま
リビングにそっと放置したのです。
…
そして当然ですが、
それらの遺物の他にも
スーツケースの内側には
きっと靴についていたであろう砂とか
(靴はビニール袋に入れろよ!)
お菓子を食べた時に出たであろうビニール片、
(ゴミが入っているのは想定内、)
あとは大量の
Aちゃんの太くて長い髪の毛が入っていました。
(これ、、、家族とはいえすごく気持ち悪いんだよなぁ)
…
もうね、
びっくりを通りこして
ピロコ、
めまいと頭痛がしてきましたよ。
…
私はそのスーツケースを開いたままにして
すぐに2階にいるAちゃんを呼ぶと
『こんな状態のまま返すのってどうかしてると思わない?』
『借りたものはきれいにして返すのが礼儀だよ?』
『借りたものを返す時には、せめてありがとうとか、一言言うべきなんじゃないかな?』
と
淡々とした口調ながら
血走った目でAちゃんを凝視して
これまでのAちゃんの行いについて
口うるさく丁寧に注意しました。
…
Aちゃんは
私から何かしらの殺気を感じとったのか
ちょっと怯えた様子で
『あ、は、はい、すみません…』
と小さく答えると
そのスーツケースの中のものを
テーブルの上に出し
『あ、これ、ありがとうでした』
(”ありがとうでした”って何)
と言い、
さらにスーツケースの中を
雑にコロコロをかけて掃除すると
パタリと閉めて
またリビングの壁にそっと横付けし、
『あ、あれも、ありがとでした』
と
ぺこりと頭を下げると
そのまま小走りでリビングを出て
また2階へと消えて行きました。
…
そんなこんなで
準備の段階から
旅行中、さらには帰国後まで、
終始ピロコには理解のできないことばかりをやらかしてくれた
今回のAちゃんの修学旅行。
…
ピロコは自分が行ったわけでもないのに
行ったAちゃんよりも断然
ドッと疲れてしまいました。
…
今後は一切
私のものを子供に貸すのはやめようと
心に誓った
ピロコなのでした。
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