こんにちは、ピロコです。
前回の記事で
元嫁が
ダンナと離婚してから
初めて
正式な方法で
子どもたちとの面会を
申し入れてきた。
というエピソードをご紹介しましたが。
(↓元嫁の母親が危篤とのことで孫たちを会わせたいと言ってきた)
…
その後。
約束どおり先週の土曜日に
連れ子たち2人が
元嫁のお母さん
(2人にとってはおばあちゃん)
に面会に行く日がやってきました。
…
私ね、
元嫁からダンナに
『子どもたちをおばあちゃんに会わせるために連れ出したい』
という連絡が入った後、
具体的に誰が迎えに来てどうやって病院まで行くかなど
そういう細かいことは
何も聞かずにいたのですよ。
(どこまでも私は部外者感がすごいですからね、この件においては)
…
ただ、
午前10時にわが家を出発する、
お昼ご飯はいらない、
夕方6時までには帰る、
ということだけは
伝えられていたのです。
…
なので
それしか知らされていない私は
実は
すごくドキドキしていたのですよ。
もしかして、
元嫁がうちまで来て
2人を連れていく感じ?!
と思って。
…
いつも連れ子の姉Aちゃん(高2)の学校行事にだけは
お忍びでやってきて
おかしな変装めいた格好をして
逆に悪目立ちしている元嫁ですから、
私も遠目では彼女を見たことはありますし
無神経な義母が
元嫁とダンナがラブラブ(死語)だった頃の写真を
わざわざ持ってきたりしていたので
元嫁のその顔は
十分すぎるほどに
知っているのです。
…
ただ、
私は元嫁と
これまでに一度たりとも
面と向かって顔を合わせたこともなければ
もちろん挨拶や会話など
一切したことがないのです。
…
まぁ
それがきっと普通ですよね?
前妻と後妻が
顔を合わせて
ど〜も〜
なんてシチュエーションが
あることの方がおかしいわけで。
…
だけど、
今回は事情が事情だし、
一応
正式な連絡方法で面会の申入れをして、
子どもたちとの面会を
公に許可されているわけだから、、
もしかして
堂々とうちまで
2人を迎えに
きちゃったりするわけ…?!
と思ってしまったのですよ。
…
いや〜
これって、
なんていうのかしら、
はっきり言って、
かなりいやなんですよね。
…
だって、
「元嫁」って、
連れ子たちの母親ではあるけれど
それと同時に
『ダンナの前の女』
なわけであって。
そんな女に
『今の女』である私が
会いたいと思うことなどあるだろうか、
いや、ない。(反語)
って感じなのですよ。
…
とはいえ
そんなに気になるなら
私も何気なくダンナに
『土曜日は誰が迎えに来るの?』
って聞けばよかったのでしょうが、
なんかそれはそれで
怖くて聞けなかったのですよ。
(不思議な心理)
…
だって
『元嫁が来る』
と言われたら
どんな顔すればいいのかわからないし、
『元嫁が来るけどピロコと顔を合わせないように子どもたちとは近所で待ち合わせさせるよ』
とか言われても
なんかまるでこちらが避けられてるみたいで
気分悪いじゃない?
…
どんな答えを想像してみても
どれも私のザワザワをなだめてはくれなそうだったので
聞かずに(いや聞けずに)
そのまま時が流れてしまったのです。
…
そんなこんなで
冷静を装いながらも
本当はずっとドキドキしていた
土曜日当日。
…
私は連れ子たち2人を
朝8時に起こすと
(起こさないといつまでも寝ている人たち)
『ほら、今日はおばあちゃんに会いに行くんでしょ、準備しなさい』
と急かし、
いつもは作らない朝食を作って
2人には
しっかりと食べさせました。
(普段朝ごはんなど作っても食べないくせに義実家や元嫁に聞かれると『うち朝ごはんないんだよ…』とか可哀想な感じを出すので)
…
そして、
ついにやってきた、
午前10時。
…
私は何度も深呼吸をくりかえし
落ち着かない心を
なんとか落ち着かせようとしながらも
人知れず手に汗をかくほどに
ド緊張
していました。
…
…もし元嫁が来たら、
私はやっぱり挨拶をするのか?
…挨拶?
…挨拶って言ったって、
なんて言うんだよ。
…
もはや私は
元嫁と顔を合わせた時のことを想像して
完全に
パニックに
なっていました。
…
するとその時、
ピンポーン
と
玄関のチャイムが鳴ったのです。
…
そして私が
震える手で
インターホンのボタンを押し
おそるおそる
モニターに映る客人の姿を確認した
その時。
…
なんと
モニター画面いっぱいに
デカデカと写っていたのは
義母
でした。
(↑うちの義母、いつもの義母)
…
え?
義母?
今?
どゆこと?
…
私は一瞬
子供たちが元嫁に会いに行くことを知らない義母が
これまたものすごい空気読めない感じのタイミングで
アポなしでやって来たのかと思って
恐怖を感じたのですが。
…
次の瞬間、
義母がガチャ!っと玄関のドアを開けると
玄関から大きな声で
こちらに向かってこう叫んだのです。
『Aちゃ〜ん、Bちゃ〜ん!行くわよ!!』
…
あ、
そういうこと?
…
聞けば義母、
元嫁のお母さまとは
離婚後もたまに連絡を取っていたらしく
私とダンナが再婚したことも
メールで
『AちゃんBちゃんのこともしっかり面倒をみてくれていますので、どうか安心してください』
と報告していたのだそう。
…
だから今回も
元嫁のお母さんが危篤と知って
義母も最後に
会いにいくことにしたのだとか。
…
ふぅ〜。
そっかそっか、
なんか、
よかった。
…
私はてっきり
ここで元嫁と顔を合わせないといけないのかと思って
1人で勝手に
ドキドキして
手汗までかいちゃってましたよ。
…
そんなこんなで
連れ子たち2人は
義母に連れられて
元嫁とそのお母さんのいる病院へと
お見舞いに行きました。
…
結局私のドキドキや緊張は
取り越し苦労に終わり
ちょっと肩透かしを食らった感はありましたが、
それでもやっぱり
かなりホッとしてしまい
その後なんとなくヘナヘナと力が抜けてしまった
ピロコなのでした。
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