こんにちは、ピロコです。
おとといの夜のことなのですが
なんと、
ダンナの元嫁が
離婚後初めて、
ダンナに連絡をしてきまして、
公式に
『子どもたちを半日ほど連れ出したい』
という旨の申し入れをしてきました。
…
これにはピロコ、
本当にびっくり
してしまいましたよ。
…
だって、
元嫁といえば
いつもコソコソAちゃん(高2)とだけ会う
というのが
お決まりのパターンだったんですもの。
…
ダンナとの離婚時に
お互いに合意して決めたという
『子どもたちと会う時はまずダンナに連絡を入れ、いつ・どこで会うかを伝えた上で必ず家まで送り迎えをする』
という約束も、
この元嫁の手にかかれば
まるでなかったかのように反古にされっぱなしになっていた
というのが
ここ数年間の実状だったのです。
…
だから私は
いつも
そんな無礼で身勝手な元嫁に
めちゃくちゃ
イライラ
していたのですよ。
(元嫁はBちゃんとは性格が合わないらしく会いたがらない)
…
ところが今回は
ちょっと様子が違うのです。
一体これは
どんな風の
吹きまわし??
と
私はダンナと元嫁の会話を
聞いていない風を装いながら
耳をダンボにして聞いていました。
…
なんでも
今回元嫁がダンナに
子どもたちとの面会を
正式に申し入れてきたのは
こんな事情があったからだったようです。
『病気で入院していた元嫁のお母さんの容態が良くないので、最後に孫たちの顔を見せたい』
…
なるほど。
不倫ざんまいの末に
幼い娘2人を置いて家を出て行った元嫁も、
実はちゃんと
人の子だったんですね。
AちゃんとBちゃんを
すごく可愛がってくれていた母親に
最後に一目だけでもいいから会わせてあげたい、
そう思ってのことだったのです。
…
連れ子たちにとって
元嫁のお母さんは
当然
れっきとした
おばあちゃん
であり、
まだ2人が小さかった頃は
よくこのおばあちゃんの家に遊びにも行っていたらしいし
なんだったら
元嫁に用事がある時は
しょっちゅう預けられていたらしいので
離婚前のAちゃんBちゃんは
ダンナ側の義父母よりもずっと長い時間を
このおばあちゃんと一緒に
過ごしていたらしいのです。
…
そんなおばあちゃんが、
危篤だというのですもの、、、
そんなの、
すぐに行かせるに
決まってるじゃないか!
…
元嫁に罪はあっても
離婚のせいで会えなくなった
元嫁のお母さんと子どもたちには
なんの罪もない。
…
そんなの、
すぐに会わせてあげなきゃ!!
…
ダンナは元嫁との電話を切ると
なんだかちょっとだけ申し訳なさそうな感じで
(私の前で元嫁と喋ったことに対して?かしら?笑)
私にその内容を伝え、
『今度の土曜日、AとBをお見舞いに行かせたいんだけど、いいかな?』
と聞いてきました。
…
あったりめーだろ!!
土曜日と言わず
すぐにでも
行かせてやれよ!!
むしろお前が
すぐに車飛ばして
連れていってやれよ!
…
と
私は心の中で
そんな風にダンナを罵倒していましたが
本件に関しては完全に『部外者』な私が
余計な口出しをするのもおかしいので
そんな気持ちは噯にも出さずに
『うん、もちろん。了解!』
と即答し、
あとは
『アナタの名前でお見舞いを用意するので、2人に持たせてね』
とだけ付け加えました。
…
今回は
事情が事情だったので
元嫁も仕方なくダンナに連絡してきたのでしょうが、
なにせ元嫁がこうやって
本来あるべき形で
子どもたちとの面会を申し入れてきたのが
初めてすぎて、
絶妙な居心地の悪さや
謎の違和感を感じつつも
なんかちょっとだけ
こちらにも敬意をはらわれたような気がして
不思議と悪い気がしなかった
ピロコなのでした。
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