やれば簡単!水通しの方法 | 100円ショップの材料で作る!子どものための手作りおもちゃとおままごと

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こんにちは、さやぞうです!

忙しさにかまけて、更新滞りがちですすみません;;

次女の保育園申請やら何やらもあり。

入れるといいけど保育園…無理かな…orz


さてー、前々から記事にしようしようと思っていた、手芸の基本メモ。

今回は、新品生地の「水通し」のやり方を紹介します。

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私はガーゼ生地を扱う時に初めて「水通し」の意味を知り、実践しましたw

まだまだ初心者ですが、我流でやっても何とかなってます。

やること自体はめちゃくちゃ簡単なので、自作で何か作るときには是非最初のひと手間に加えてあげてください!


○ 水通し(みずとおし)って何??

水通しとは、加工前の生地を一旦水に濡らしてから布目を整えること。


○ 水通しの目的は何?

1、洗濯後の生地の縮みを防ぎ、サイズが小さくなってあちゃ~ってならないようにする
 
 綿、麻などの天然素材は、洗濯することによって縮みます。
 
 非ストレッチのジーンズを買ったことのある方なら、すぐイメージできるんじゃないでしょうか。
 
 あれも、一度洗濯すると縮むので、1~2サイズ大きめのものを買いますよね。
 
 どうせ縮んでしまうので、ならば生地の段階で縮むだけ縮ませてから加工した方がサイズ調整ラクなんじゃね?
 
 …という考えから、新品の布をあえて水にボチャンしておくのです。


2、生地の歪みを正して、美しい作品を作るため

柄物なんかがわかりやすいんですが、生地の糸目が歪んでしまっていて、真っすぐ裁断したのに柄が斜めっていて作品の見栄えがイマイチ…なんて経験ありませんか皆さん私はあります。

当時の私は水通しなんて知らなかったので「なんだこのダメ生地、もしくは切った店員さんがダメなんじゃないか」などという非常に失礼なことを考えていたのですが、これは無知ゆえの非常に残念な間違いです。

メーカーさん、店員さん、ごめんなさい。

布は糸ががっちり固定されている素材ではありませんので(そんなガビガビな布イヤだ)、ちょいと力が加われば歪むのが当たり前です。

そこで、一度濡らして歪みを正しやすくした後、アイロンをかけてビシッと矯正するのです。

寝グセ直しのブローと原理は一緒です!


○ 水通しが必要な素材

1、洗濯頻度の多いもの

洗濯の回数が多ければ、その分生地も縮みやすくなります。

洋服・ハンカチなどのよく使うものに関しては、水通しをしておいた方がいいです。

カバンやアクセサリーなど、まあ洗濯しないかな…というものはお好みで。

ただ個人的経験から言うと、ガーゼ生地・帆布は1回洗濯しただけでガッツリ縮む場合が多いので、何を作るにも水通ししておいた方が無難だなと思ってます。


2、天然素材のもの

先ほどもちょっと書きましたが、縮むのは天然素材のものです。

綿、麻、あと何かある?裏地系のサムシングとか?よくわかんない。

逆に言えば、化学繊維は縮まないので、縮み防止目的の水通しはしなくてOKです。


○ 水通しの方法

色々調べたんですが、皆さまそれぞれ我流のこだわりがあるようです。

私はとにかく簡単に済ませるというポリシーに基づいた方法に落ち着きました。

以下は、たくさんある方法のうちの一例だと思って参考にして頂けたらと思います。

が、どの方法を取っても、水に浸してアイロンかける、という基本は変わりません。


★準備するもの
・水通ししたい布
・布を浸しておけるたらいとかバケツとか
・布を干す環境
・アイロン台
・アイロン

今回はトートバッグ1コぶんの材料を水通しします。

生地は11号帆布です~

1メートルや2メートルの生地をそのままやってもいいんですが、家庭用のアイロン台とコードレスアイロンだと効率悪くなるので、作る量が決まっている場合は使う分だけ水通しした方がラクです。

完成予定サイズと1~2センチくらい誤差があってもいいや、って場合は、型紙サイズに切ってしまって大丈夫です。
(※ガーゼ素材は結構縮むので、少し大きめにカットしておいた方がベター)

サイズ設定がシビアな場合は、ちょっと大きめに荒裁ちして、水通しが終わってから正確なサイズに切ればいいと思います。

それか、大変だけど裁断前のでっかい生地の状態で水通ししちゃうか。

それでは参りましょう。


1、生地を水に沈めて一晩寝かせる
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バケツ等に水を張って、布を沈めます。

布全体が水に浸かるよう、水はたっぷり張ってください。

裁断前の大きい布を浸す場合は、綺麗に洗ったバスタブを使うといいです。

浸す時間は人によってかなり異なりますが、あまり短いと布が縮みきらないようなので、私は一晩がっつり浸すことにしています。

濃い色のものは色落ちするので、別で浸しておきましょう。

白い生地は、白い生地のみで浸しておきます。


2、干す
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なるべくシワにならないように干します。

水から上げた布をどこまで絞るかは、また個人差が激しいようです^^;

ビタビタで滴が垂れた状態で干す人もいれば、洗濯機の脱水に軽くかけて干す人もいます。

いずれにせよ、雑巾みたいにねじって絞るのだけはやめましょう。

私の場合は、乾いたタオルで布を挟み、叩くように脱水しています。

それができないような大きい生地の場合は、洗濯機の脱水を「おしゃれ着用1分」でかけて、滴が垂れない状態にしてから干します。


3、半乾きの状態で取り込む

干した布は半乾きの状態で取り込んでください。

しっかり乾いてしまうと、布目がその状態に固定されてしまって矯正が難しくなります。

…と言っても、このタイミングがなかなか。

私は、「しまった!乾いた!」という時は、霧吹きを使って湿らせています^^;

この湿り気タイミングが意外とシビアで…

乾きすぎると布目矯正が難しくなるし、かと言って取り込むのが早すぎると、アイロンの熱でもなかなか乾かずにアイロンがけの時間が長くなります…

個人的な感覚ですが「あ、ちょっと…乾きすぎちゃったかな…まあ湿ってるし…やるだけやってみようかな…」というくらいでアイロンがけを始めるのが、一番効率がいい気がします。


5、アイロンをかける
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いよいよアイロンをかけますが、ここで重要なポイントがあります。

布のみみ(ほつれない部分)と並行&垂直にアイロンをかけること(↑写真参照)

一般的には「布目に平行(垂直)に」というような表現で説明されます。

こうすることで織り目が真っすぐになり、柄の歪みなんかも直って気分よく作業が出来ます。

補足ですが、水気を含んだ布にかけるので、コードレスアイロンはすぐに温度が下がります;;

温度上げて、かけて、すぐまた温度上げて、かけて…

ってすることになるので、布の総面積が広いとちょっとイライラします。。。

(なので、布は切ってから水通しするって方法に落ち着いたのですが)


乾いたら完成~
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ぱりっと!

気分いいです!


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