親バカ二代 -56ページ目

超安産型4

そんな事を思っている間もなく、
私、いきみまくりました。


え~え~
これ以上ないほどに…
しかし、一回のいきみで


バタバタバタ。


「足が出たの分かるかな~?」
と院長先生。


言われんでも分かるほど、うちの姫は
大暴れ。


「わ、分かります…」
「じゃあ、いきんで~。」
と、次の瞬間、

スポーン!


いやマジです。



うちの姫は、こんな感じで産まれてくれました。

分娩室に入ってからの所要時間15分。

なんとも早い出産です。


姫の誕生に、私思いマシタ。



「次もイケル。」

超安産型3

小さい個人病院でございました。
なもんで、分娩室も狭い。
本当は立ち会い出産を希望していたのデスが…
入った瞬間、
「こりゃムリだわ」


ともかく、お腹の生き物を出さなければ、と分娩台へ。



…で、どうするの?
と聞きたくなるぐらいほったらかしデシタ。


あのさ…


出そうだって、言ってんじゃんか!!



しかし、私も大人デス。


「いきんでいいですか?」
静かに聞きました。


またも看護婦さん、私に背中を向けて何かの作業をされていましたが、
クルリと振り向き
「イイデスヨー。」
と明るく答えて下さいマシタ。



その言葉に
待ってましたと、
いきむ私。


不意に看護婦さん、ヒョイと覗きこみ、それはもう、
険しい顔になったのでアリマス。


「ちょっと待って、先生呼んで来ますから。」
と部屋を出て行ったのでアリマシタ。


そして、すぐに院長先生到着。

「いきんでいいよ~。」
との事。



…ちょっと待て。


なんかおかしくないか?
看護婦さん!
アンタ、何を見たわけ!?


あわてて出て行った理由を教えてよ。

超安産型2

さて、病院に着くかどうかのうちに陣痛の始まり。


これがツライ!!


声にならないとは、まさにこの事。


外部の痛みはガマン出来ます。
手を当てれば良いのです。


だから手当て。

でも、身体の中は
そうはいきません。


どこに手をやっても痛い!!


擦られたって、
痛いものは痛いのでアリマス。


病院に着いた時にはもう今にでも
『出る!』
って感じ。


まぁ、自分はね。
そう思ったんだけどね…


看護婦さんは違いマシタ。
「まだ大丈夫ですよ~。」
なんて完全に子供扱いデス。


でも、こっちは初心者ですから、『いきむ』ってのがわかりません。
私、たまらず
「『いきむ』って、どんな感じですか?」
と質問。


すると看護婦さん、「うん〇が出そうな感じです。」


…普通の状態ならば「子供と、うん〇を一緒にするな!」
と怒った事でしょう。


しかし、まさに
その状態。


「もう、そんな感じなんですけど…」


次の瞬間、看護婦さんの鼻の穴からは、ものすごい風が…
いやいや、ため息だったのでしょう。


仕方ないとでも言うように
「じゃあ、分娩室にどうぞ~。」
と、連れて行かれたのでアリマシタ。