親バカ二代 -52ページ目

姫の一声5

前回の

「新しいお父さんは…」

という姫の言葉に
私、モウレツに考えました。


そして、疑問を持ったのデス。


何の為にコイツはいるのか?


考えれば考えるほど、深まっていきます。

子供と遊ぶわけでなく、自分のやりたいことが一番で、両親が嫁の悪口を言っても止められず、1日のうち家にいるのは数時間…


ただ、お金を入れてるだけ…


しかも借金あるし…

何なんだ?
このヒト…


姫の言葉に
目が覚めたような気分デシタ。


っていうか、
いらないじゃん。


結論が出ると、後は早いものでした。


旦那はポカーンとした顔をしてオリマシタが、
私、離婚届けを置いて、早々に家を出ました。


それから半年、なかなか判を押してはくれませんでしたが、色々と理由をつけ、条件を提示して、納得させたのデシタ。

しかし、大変でしたねェ。

姑や舅から電話はくるしねェ。


あっちも親バカですから、離婚の理由を色々あげても、
「うちの息子は悪くない。」
の一点張りデシタ。

でも、それを乗り越えて今が一番幸せデスネ。


それから、4年近く経ってオリマスが!

姫、あんまり父親の事を言いません。


いやいや、会わせてない訳じゃないデスヨ?
だいたい、月1で会わせてオリマス。
一応、姫の父親ですからね。


元旦那も別れてから、大切なものに気づいたようで、姫には甘い甘い。


私にも気を使ってオリマス。


元に戻る気など、お互いありませんから…
まぁ、友人のような付き合いデスネ~


私、大人デス。
しかもポジティブなのデス。


次の姫の父親探しを頑張ってオリマス。

姫の一声4

やっぱり子供って可愛いデスネ。

自分の子だと尚更デス。

わがままに育ってしまうと、おもいつつ
ついつい聞いてしまいます。


そう究極の一声は、姫が5才になった頃の事。

姫の通う保育園は私立の為か、行事は土曜日に行うようになってオリマシタ。

土曜日ならお休みの
お父さん方が多いですからね。

旦那、姫の通った3年間のなかで1度も参加した事が、ありませんでした。


きっと保育園の友達は、お父さんがくることを自慢していたのでしょう。


姫にしてみたら、
「うちのお父さん、来たことがない。」
と寂しく思えたに違いアリマセン。

でも、姫の思考回路は、私が思ったより先に行ってオリマシタ。


なんと、
「お父さん、いない。」
になっていたのです。

ある日の事、保育園から帰った姫は唐突に
「新しい、お父さんって、いつ来るの?」


…私びっくり。


「今のお父さんじゃダメなの?」


姫は溜め息をついて、「だって遊んでくれないんだもん。」

私、もはや言葉がなくなりました。


思えば旦那、姫とすれ違いの生活。
だったら、休みにフォローすれば良いものを遊びにも連れて行かず、一人娘の行事にすら参加した事がない…


誤解のないように言っておきますが、
私達、夫婦喧嘩したことアリマセン。
姫にグチもなし。

私、大人デス。

不満があっても、子供の前では、笑顔デス。

またフォローの女ですから、ダメな旦那をカバーしてオリマシタ。

なのに、この言葉。かなり、考えさせられました。

姫の一声3

姫は食べ物にヨワイ、かつ
かなりのガンコである。


この2つが揃うと、周りは大変です。


あれは1才を過ぎた頃、
まだ若かった私と旦那は、バッティングセンター付きのゲームセンターに行く事になりました。


…何故か姑と舅と一緒に。

しばらく遊んで、休憩しようと
姫にメロメロの舅はソフトクリームを買いに行きました。


戻って来たとき、ソフトクリームの本数が1本多い!


1才デスヨ。
丸1本はダメでしょう?

ところが、姫は大喜び。


当たり前デス。


舅もまた、餌付けをしようと思ったに違いアリマセン。


ところが、予想していた事態勃発。

アイスは溶けるものです。
しかも1才児が1本デス。


お分かりデスネ?

それはもうドロドロと溶けて参りました。


それを見た舅、たまらず姫のソフトクリームを取り上げ、ペロッと舐めました。

当たり前の行為なのですが、なにぶん相手が悪かった。


盗られたと思った姫、号泣デス。


まさに
「んぎゃ~!」
と雄叫びのような
泣きっぷり!


びっくりした舅、
あわてて謝りながらソフトクリームを返そうと差しだしマシタ。


ところが、さすが姫。

おお泣きのまま、顔を背けマシタ。

「いらないわよ、そんなもの!」
と言いたかったのでしょうネ。


すんごいガンコです。


私が抱いてなだめるのに、かなりの時間を必要としたのでした。