しょうどうが描いてみました。 | ママゲリア聖子の大阪ロマンチック

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北大阪在住、食いしん坊で呑んべえのなかよし夫婦のいろいろを記録しておきたいと思います。こんなに楽しい毎日、本当に感謝しています。

私の学校では、3年生の作品展の平面作品に、先日実技講習会でミツル・カメリアーノ先生をお招きして教えていただいた「しょうどうが」を選ぶことにしました。

3年生のクラスの担当の4人の先生と、私と、それぞれしょうどうがを描いてみました。


適当な大きさの段ボールに画用紙を貼ります。段ボールも画用紙も好きな形にカットして。
鏡を覗いてクレパスで一気に自画像のスケッチを始めます。
「そんな色で?」
「何色でもいいの?」

何色でも大丈夫。
だって、このあとアクリル絵の具でどんどん上から描いて重ねて行くので、クレパスは見えなくなります。

アクリル絵の具の段階も、ドキドキしながら描きます。
「ピ、ピカソみたいな感じでいいのかな?」
こんなに自由にデフォルメするケイケンガないので恐る恐るスタートしますが、徐々にはまって行きますよ!

気がすむまで描いたら、額縁も。色塗りは同じ絵の具で。

サインも入れよう。

ほらできた。

恐るべきスピード!
全員一時間半で、自画像も額縁も、額縁を吊るすしかけも完成してしまいました。


3年生全員の、このカラーの作品が作品展に並ぶことを想像すると、今からワクワクしますね!


同じ子供たちの作品展の立体作品は、「くるくる棒の遊園地」。

全員がくるくる棒を巻けるようになるかどうか?その指導に頭を痛めていたけど、このあいだ研修中にひらめいた、竹串を使う方法で試してみたら、全員苦もなく負けたので、この問題はクリアしました。

どんどん巻けちゃいます。

二人組になって、遊園地のアトラクションを作ってみましょう。



画像にはないですが、接合に折り紙を使うことにしました。
カラフルになる上、丈夫さも増して、これもいいアイデアだと思いました。


こちらは、別の小学校の3年生の作品展向けの試作品です。

「私のトロフィー」。

紙皿、カップ麺の容器、ペットボトルなどを組み合わせてボンドタッチで貼ります。

自分なら、こんなコンテストに出場して優勝したい、という妄想を形にするのです。

本体は、同じくアクリル絵の具で塗ります。どんな素材のものも、一度塗りで鮮やかに発色して、容器に書かれた文字も消えました。

ふわふわの粘土で、自分の姿の人形と、コンテストの様子が伝わるように小物も作ります。

こちらは、お掃除「ピカピカ選手権」。
ペットボトルの中にいて、ピカピカ窓拭きしています。


こちらは、「花を咲かせよう大会」。

トロフィーや盾に年度や成績を書いて垂らす紅白のリボンを飾ります。
片方にはコンテストの名称。
片方には優勝者(自分)の名前を書き込んだら、俄然トロフィーっぽさが増しました。

これは、作品展向きというわけではないですが、3年生にオススメの題材です。
作品展は、子供たちひとりひとりのアイデアが光る作品にしたいので、これは、スキルを学ぶ要素が強い日常の授業にいかが?っていう作品。

ローマ字の綴りで自分の名前の表記することを学ぶ学年であること、毛筆の学習が始まるので、習字の太筆と墨汁を使ってそれをなぞることができること。以上の理由で、これは3年生にふさわしい。

クレパスをしっかり塗り込んだあと、さらにしっかり塗り重ね、竹串や割り箸で引っ掻いてスクラッチして模様を描きます。
最後は水性ニスを塗って仕上げたら出来上がり。

指導にいちばん苦戦するのは、実はアルファベットの文字をでっかく書いて、画面を区切ること。


こちらは、1年生の立体作品。
昨年大流行した「わたしのクラゲ」です。

クラゲの足はビニール袋。
足に好きなものをくっつけています。
笠の部分はスチロールのどんぶりにクレパスでカラフルな模様を描きました。


こちらは、段ボールに描いた自画像。
3年生の作品展の平面作品用に研修しました。
腕から先は別の段ボールをカットして貼り付けて、3Dになっています。

これは、「食いしん坊」をテーマにしていて、美味しいものを食べているところ。
テーマは楽器を演奏してもいいし、クッキングしているところでもいいし、歯磨きしているところを作った学校もあります。

連日、熱意あるみなさんが集まられて、充実した研修が続いています。
この日は、みなさんお昼ご飯を挟んで午前も午後も制作されていました。


晩ごはん。

めったにないことですが、突然友人と
「晩ごはん食べに行きましょう。」
ということになり、緑地公園の「鴨と醸し鼓道」さんに寄り道しました。

むっちゃ頑張ってはる尊敬すべき女性で、おしゃべりが尽きません。

大人の女は背負っているものが莫大なので、もちろん愚痴はこぼし合うけれど、前向きで、アイデアに溢れた人と過ごすと、なんだか明るい気分になれて、気が付くと、
「明日から、仕事やめるまでまだまだやれることがある。感謝して頑張ろう。」
っていう気持ちになっていました。

誘ってくださってありがとうございました。ご家族のみなさんのご健康とご多幸を心からお祈りしています。

お料理は「鼓道八珍」というメニューです。
どれも美味しくて満足しました。
このあと、お茶漬けとお蕎麦をシェア。

ほんまはこの店自慢のセレクトのお酒を酌み交わしたいところですが、それはまた、ゆっくり別の日に。


「今夜は飲めないんですけど、この店は酒器もいろんなのから選ばせてもらえてそれも楽しいんですよね。」
と言ったら、
「どうぞご覧になるだけでも。」
と言ってテーブルまで持ってきてくれました。