達郎氏のコンサートへ。 | ママゲリア聖子の大阪ロマンチック

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北大阪在住、食いしん坊で呑んべえのなかよし夫婦のいろいろを記録しておきたいと思います。こんなに楽しい毎日、本当に感謝しています。

夫が時々、好きなアーティストのコンサートのチケットを手配してくれるようになりました。
義母のリクエストで行った井上陽水以来、その楽しさにはまりました。

最近では、JuJu、MISIA、秋には玉置浩二にも。

私は家の中では音楽を聴きません。

ドライブの車の中で繰り返し流れる歌は、夫のセレクトしたもので、夫の聴く音楽と、私の聴く音楽は、ベン図の輪が重なる。

ベン図ってなんや?という世代の方もおられることでしょう。
AカップB。AキャップB。
懐かしい。数学はキライでしたが。

私も今調べてベン図のベンはイギリス人の人名だったことを知りました。しかも正確にはヴェン図なのだそうです。

ゴキゲンなドライブミュージックのアーティストの中から、今回ライブに行くことができたのは山下達郎です。


ソロになる前のシュガーベイブ時代から、もう40年以上も第一線で活動を続けているのだそうです。
長きにわたり、名曲を生み出して来られて、そのどれもが今も色褪せず清々しい境地へと誘ってくれる。


今回の会場は中之島のフェスティバルホール。我が家からは地下鉄一本で、淀屋橋の駅からも近く、最も行きやすいホールです。
ゴージャスな高層ビルに建て変えられて、ますます音響もよくなったそうです。達郎氏も、日本一のホールだとおっしゃっていました。さだまさし氏も繰り返しそう言っておられます。

フェスティバルホールの地下には、開演前にちょっと一杯引っかけられる飲食店があって、ここで待ち合わせるのも素敵です。

私たちは腹拵えにピッツァをオーダーしてシェアしました。周りの席の人たちもお洒落をした大人のカップルが多いです。みなさん、これから同じコンサートを楽しまれるのでしょう。


この日はギリギリまで仕事で、大急ぎで帰ってきました。
サッと汗を流して、あわてて浴衣に着替えました。

天神祭も住吉大社のお祭りも、淀川花火大会も、真夜中になっても熱が冷めないド暑い大阪の夜にひるんで、浴衣がけででかけるなんてさすがに勇気が出ないけど、新しい藍染めの浴衣がどうしても着たくて。

クラシックの公演なら、衿もつけて足袋も履いて夏着物でおすましして行きたいところですが、みなさんがTシャツやアロハシャツで出かける場所なので、浴衣にしました。夜だし。


このエントランスの赤い階段と、入場してから客席のある階まで続く長いエスカレーターが、異空間に連れていってくれます。

65歳の達郎氏は、ますます喉が冴えていました。40歳頃のレベルなのではないかとご自身がおっしゃっていました。

ずっと胸のキュンキュンが止まらないセットリストでした。
バンドのメンバーの実力が高過ぎて、ホールの音響の高機能と、聴衆の興奮が相まって圧がものすごい。

たいそう満足して心が躍りました。



これは今日の晩ごはん。コンサートは昨日でした。

夏やのに!
こんなに暑いのに!
鍋しました。

豚しゃぶです。

いつものお肉屋さんでしゃぶしゃぶ用の豚肉買ってきて、お野菜は、白ネギ3本薄切りに、それからモヤシと茶色いエノキ茸。たっぷりです。

野菜もお肉もいくらでも食べられてしまう。
その上、〆のきしめんがこれまた美味しくて。胡椒挽いてみたり、かんずり溶いてみたり、味変させてたくさん食べました。

私はビールで。
夫は熱燗。

お皿の上のニョロニョロしたものは穴子の小さいのの唐揚げです。
土用の丑の日なんだけど、鰻は高価で手が出ないので、似た形態の穴子で我慢しました。