西日本豪雨災害。
7月7日の夕方のニュースを見て、その被害の大きさを知って仰天し、その場でミズタマ舎の二朗さんに連絡を取って相談して、二日後にチャリティー似顔絵会を開くことを決めました。
毎年のように、日本のどこかで自然災害が起こり、私たちはいてもたってもいられなくて、ささやかでも支援がしたくて、ミズタマ舎さんの店舗の一隅をお借りして似顔絵会を開催させていただいています。
ミズタマ舎さんがSNSを通じて告知してくださると、オーナーご夫妻の誠実なお人柄を信頼するたくさんの方が、呼び掛けに応えて集まってくださいます。
2週間前に、最初の似顔絵会をした日には、大阪の雨はあがっていたけど、まだまだ特別警戒の解けない地域があって、こんなにも大きな被害だとわかっていない時でした。
みなさんからお預かりした善意のお金を、どこに送ろう?
復興に向けて、いち早く行動をおこした人の中に、小玉幸浩さんという方がおられると、被害のひどかった広島在住の同級生から情報をもらい、小玉さんの主宰するNPO「コミサポひろしま」に、収益金を託すことにしました。
翌週は、勤務する小学校の夏祭りでもチャリティー似顔絵会をして、そちらの収益は、愛媛県宇和島市の災害対策本部に寄付しました。
翌日、祇園祭の同窓会で、友人たちに協力してもらって似顔絵を描いて、そのお金もコミサポひろしまへ。
3週目の今日、またミズタマ舎さんで似顔絵イベントをしました。
被災地の復興に少しでも明るい終着点が見つけられたなら、私たちのイベントも役目を終えられそうですが、大雨が上がって以来、今度は連日のいたぶるような猛暑。
被災したみなさん、そして全国から助けに向かわれたボランティアのみなさんの心身の健康を脅かす、忌々しいほどの暑さが続き、広範囲に及ぶ甚大な被害から立ち直ることを阻んでいます。
連日、小玉さんの投稿してくださるFacebookの記事で、当地の様子を知るにつけ、涼しいところでぼんやりしているのは惜しい気持ちになり、やっぱり今週も、自分たちにできる小さなことをすることにしました。
この日も、たくさんの方がいらして、美大の同級生も来てくれました。
いつも、バイタリティーに溢れ、浮かんだアイディアを行動にうつす魔法を持ってる尊敬する友人です。
そして、私が二十歳で初めて中学校の教師になったときの教え子が、奥さまと。彼は、去年熊本を襲った豪雨災害支援の時にもご夫妻で来てくれました。
9カ月のベビーを抱いたファミリー。
ミズタマ舎食いしん坊倶楽部でも親しい、ママとお嬢ちゃん。
あっという間に三時間がたって、合計8000円の収益になりました。
みなさん、ご協力ありがとうございました。
ミズタマ舎さんから我が家への帰り道。
灼熱の大阪だけど、木陰の道は時おり風が吹いて、さまざまな野鳥が鳴き交わし、オアシスだと感じます。
いい時間を過ごした余韻を噛みしめて歩きました。
家に帰り、洗濯機を回してうつらうつらしていました。
そうしたら、今日はミズタマ舎を飛び出して、素敵なイベントをしている二朗さんから、会場で、私を待っていてくださる方がおられると、お誘いが。
しばし、とても楽しい時間を過ごさせてもらえました。
画像はないですけど。
毎月、このイベントがあるといいなぁ。
晩ごはん。
帰宅したら、夫が鶏の唐揚げを作ってくれていました。鶏の唐揚げは、夫の得意料理のうちのひとつです。
っていうか、私はほぼ作ったことがありません。かなわないってわかってますから。
大量の鶏を二度揚げするから美味しくなるというけど、この暑さでそれに耐えてくれるなんて、スゴい体力です。
玉ねぎも、揚げてくれました。
イカの塩辛と、ザクザク刻んだミョウガ、大葉、ネギを合わせたものは爽やかな酒の友。
牛スジの煮込みには、こんにゃくと大根。そのあと煮汁でゆで卵も煮てくれました。
と、ここまで夫の料理。
私はロースターにししとうを並べて焼いたのと、小さな土鍋に豆腐を入れてクツクツ温めただけ。
家に帰ってきたときに、美味しそうなご飯をあれこれととのえてくれているのって、嬉しいものだなぁ。私も頑張ろ。
ってことで、唐揚げには、ビール。