先日、お花見の焚き火の時に来てくれた1年生は、スイミングスクールの進級テストにパスしたごほうびに、新しい筆箱を買ってもらうのだと、嬉しそうに言っていたなぁ。
みんなで食べた舶来のチョコレートの箱も、
「ちょうだい」
と言って大事そうに持って帰ってくれました。
おばちゃんも、新しいお弁当箱が嬉しいんだよ!
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旅のお土産のつくしのきんぴら、ふきみそ、うるいの酢味噌あえ。
おにぎりと冷凍食品のとり天。
竹の箸と箸箱は、戸隠神社の参道の竹細工の店で買いました。
ふきのとうは、長野から新潟に続く国道沿いの道の駅で、ビニール袋にガサッと入って200円で売られていました。
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ドライブ旅では、雪がとけた土の上に、明るい黄緑色のまあるいものがたくさん転がるように芽吹いていました。ふきのとうの色は、他のどんな春草よりも明るい色なので、目立って見えます。食いしん坊には、たまりません。
サッと茹でて、ザクザク刻んだふきのとうを、酒粕を溶いた甘い味噌汁に投入して、汁がなくなるまで煮詰めてふきみそにしました。
つくしも、たくさん芽吹いてツンツン突っ立ち、まるで小学生が校庭に出て、みんなで春の歌を歌っているようでした。
向こうに見える山はまだまだ真っ白だったけど。
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車を停めて夫とふたりで大急ぎで摘みました。義母の大好物なのです。
帰宅した翌日、はかまを取ってサッと炒め煮にしたのだけど、大阪の家の近所で摘むものより茎のしゃきしゃき感が美味しいと思いました。
こごみは、お弁当箱を買ったのと同じ店で、試食をすすめられたのがとても美味しかったので買いました。春先に摘んで温泉で茹でて塩漬けにしてあるのだそうです。
大きな鍋に水をたっぷり入れて、一晩浸けて塩抜きをします。胡麻油で軽く炒めても美味しい。ほのかにぬめりがあるのがよいです。
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義母に花束と一緒に届けました。
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近所のお花屋さんで選んだのはチューリップ。可憐な花束にしてもらいました。
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晩ごはん。
戸隠の「手力屋」という竹細工屋さんで、青竹を編んだ手提げ籠を買いました。
小鉢や小皿の、こごみ、ふきみそ、つくし、それから十日町名産の雪下ニンジンの甘酢漬けを盛って。
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お花見の行楽をイメージした献立です。
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こちらは、帰り道の糸魚川の街で、通りかかった「糀屋」というお店で買いました。
看板の「糀」の文字に、お醤油の蔵元であったらよいなぁと思って立ち寄りましたが、味噌の醸造元でした。
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お店の味噌を、豆にまとわせたおやつです。
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お味噌と、雪中梅という名の地酒の酒粕をすすめられて、アオサのお味噌汁にしたら最高、と教えてもらいました。
これは、また翌々日の晩ごはん。
信州土産のお蕎麦です。
夫が、玉ねぎと桜えびとエノキのかき揚げと、ふきのとうの天ぷらを揚げてくれました。
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アスパラガスのごま和え。
うるいの酢味噌あえ。
鯛のアラ炊き。
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酒は、塩沢宿の牧之通りの造り酒屋、青木酒造の「雪男」です。
楽しかった旅が思い出される幸せな食卓になりました。
1年生のみくちゃんが、焚き火の時にママのスマホで撮ってくれた写真が送られて来ました。
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上手に撮れていますね!
この写真大好き。宝物にします。