We don't forget you. | ママゲリア聖子の大阪ロマンチック

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北大阪在住、食いしん坊で呑んべえのなかよし夫婦のいろいろを記録しておきたいと思います。こんなに楽しい毎日、本当に感謝しています。

お彼岸です。
午後、お墓参りに行きました。

こないだ映画「リメンバー・ミー」を観たときに、お墓参りに行きたい、行かなくちゃってすごく思いました。
映画をご覧になった方とは、共感できるのでは?と思います。

映画の世界は極彩色でしたけど、春分の日のお天気は大荒れで、空はどんより灰色、台風クラスの大風が吹いていました。
東の方では大雪だと言っていたし。

午前中激しく降っていた雨があがって、傘はささずにお参りできました。

私の実家の墓地がある辺りの地名は「桜塚」。
美しい地名のとおり、周辺に大小の古墳群があり、桜の木も多く植えられている静かな住宅街の中の墓地です。
近くの桜の蕾が、今にも弾けそうなほど膨らんでいますから、おじいちゃん、おばあちゃん、お花見ももうすぐですよ。


昨日、実家の父が参ってお花を供えてくれていましたので、私たちは途中のコンビニでお線香だけ用意して向かいました。

ところがあまりにも風が強くて、なかなかお線香に火がつかず、難儀しました。
私があまりにもどんくさいものだから、結局夫が何もかもしてくれて、ようやく手を合わせる時には、墓石の前で相当ジタバタして涙が出るほど笑ったあとでした。

おじいちゃん、おばあちゃん、私たちは相変わらずこんな調子です。
いつも、見守ってくださっているお陰で、みんな仲良くやってます。


一昨年の暮れに、義父を亡くしましたので、お墓参りのはしごです。

夫の父が眠るのは、夫も義父も生まれ育った街を見下ろす山の上にある墓地です。
こちらも、お花見や紅葉の頃にはたくさんの観光客が訪れる名所ですけれど、今日は恐ろしいほどの風が吹き荒れていました。
墓石さえ傾くのではないかと心配になるほどの嵐です。

こちらでも、お線香に火を灯すのに苦戦しましたが、やがて合掌するときには、清々しい気持ちがしました。

見晴らしがよくて、遠くの海の、船が動いているあたり、雲の切れ間から天使の梯子が輝いていますね。
おじいちゃん、そちらでは、美味しいお酒を飲んで、マイクを握っていますか?
暖かくなったらおばあちゃんと一緒に来ますね。


晩ごはん。

恒例の焼きそば。
ニンジン、キャベツ、ほうれん草、シメジ、豚肉の入ったソース焼きそばです。

豆腐、油揚げ、白菜、ネギの味噌汁。

わけぎのぬた和え。

新玉ねぎと水菜とハムとイチゴのサラダ。

小布施ワイナリーがワイン作りがお休みの冬季だけ限定で醸している日本酒。なぜなのか、普通の酒蔵の酒よりフルーティー。


夫が、簡易なトレッキングシューズを買いました。登山の趣味はありませんが、私たちはよく歩きます。

テレビを見ながら夫婦茶碗でお茶を飲み、旅の計画について話し始めるけど、結論の出ないうちに、どちらかが眠くなって寝てしまう。
ざっとまぁこんな日常です。

子供たちはそれぞれに夢に向かって前進しています。

ご先祖さまに、感謝です。