今朝から、ハナミズが垂れて垂れて、全然集中できましぇん。
マスクの中は大洪水、これが世に言う花粉症か?
ほとんど発症したことないんだけどな。数年にいちど、目が痒くてコンタクトレンズが入らないってことはあったけど。
頭いたい。
まさかインフルエンザ?ってことはないよね?AもBも両方かかる人もいるらしいから、おびえます。
朝刊で、金子兜太先生の訃報に接しました。
現代日本を代表する俳人のおひとりです。
もちろん面識もないし、著書を研究したこともありません。俳句は門外漢。
といいたいところですが、ひとつだけ、私の句作活動に輝かしい思い出があり、それをもたらしてくださったのが、ほかでもない、金子兜太先生なのでありました。
長きにわたり、朝日新聞の月曜の朝刊で続いている「朝日俳壇」。
おっちょこちょいな私は、ほんの数ヵ月の間、毎週のようにこれへ投句していました。熱病のような俳句ダイスキ期があったのです。
投句を始めて数週間後、私の拙作が見事朝刊に掲載されました。
その選者が金子兜太先生でした。
このあとしばらくして、自らの才能のなさに気付き、あっさり句作はやめてしまいました。
だけど、私の代表作、
「母酔うて歩く自由や夜の梅」
は、我ながら大好きな句として記録にも、記憶にもとどまっています。
年間の掲載作品をまとめた書籍に、ちゃんと載っています。
「子育てを終え、ようやく飲み会に参加し、ほろ酔いで帰る道すがら、プンと梅の花が香った。やれやれ、私は自由である。」
という溢れてきた心境を梅の香りにたくしたことを、面白いと思ってくださった金子兜太先生のセンスに感謝しています。
自らの創作と並んで、選者としての仕事が大切なライフワークだったそうです。
選句は、読者や社会と繋がる大切な回路ととらえていたのだと。
今も、俳句制作のバイブル「歳時記」は私の愛読書。季節の移り変わりの小さなことも見逃さずに心に止めたいです。
梅の季節には、この句を思い出します。
季節の移り変わりを、洒落た17文字に詠めたら、こんなに楽しいことはないけど、とても難しかったので、私はやめてしまった。また、句作したくなる時も来るかな?
金子先生は、自らの戦争体験から、平和と反戦を訴え続ける活動を続けてこられたのだそうです。
金子兜太先生のご冥福をお祈りします。
頭をもたげたチューリップ。
エネルギーを感じます。
晩ごはん。
北海道ご当地料理シリーズです。
鮭のチャンチャン焼きと根菜と豚肉の粕汁。石狩鍋もどきです。
チャンチャン焼きは、キャベツ、玉ねぎ、モヤシ、エノキがたっぷり蒸し焼きになっています。
味噌と焼き肉のタレと中華の鶏ガラスープの素に甘味を加えて酒でのばしたものを回しかけて煮詰めています。
仕上げにバターを落として溶かしました。
お土産にいただいた北海道の酒「北吹雪」と共に。
自分の免疫力の低下が恐ろしい。今年はインフルエンザにかかったかと思ったら、花粉症の症状まで。