月に一度の図工教育研究会。
寒いばかりでなく、警報が発令されているのでは?と思うほどの大雨の中、作品を持ち寄って、「評価」について研修、交流しました。
靴のスケッチの木版画。自由にデザインして彫った版をカラーインクで刷って、靴は黒いインクで刷って、二重写しにしてあります。
「冬の自分」がモデルの紙版画。
色画用紙に印刷し、クレパスでまわりの様子を描き込み、さらに細かく編み目を描いた、帽子や手袋などの防寒具を身につけました。
生き生きとした動きのあるポーズにもこだわったそうです。
「りんごがドスーン」という絵本をテーマにした一年生の絵画。
赤い絵の具で塗った大きなリンゴに、いろんな動物が集まってきます。それぞれがリンゴをかじった跡をちぎったり切り抜いたりして工夫して表現しました。
林間学校に行ったときの景色と、野生動物を組み合わせて描いた「砂絵」。
砂の粒を散らして色を混ぜる砂絵ならではのグラデーションが美しい作品です。
カッターナイフも細かく絵を描くように使えています。
作品を作る指導をするときに、何を習得させようとしているか、子供たちに明確に伝えて、その部分ができたかどうかの評価をするのが大切です。
けれども、指導者が研鑽して、誰もが十分に習得できるように指導することも目指すべきところ。すると、自ずと評価の高い作品ばかりが出来上がることになります。
不器用だったり、理解の遅い子どもには、個別に技法を丁寧に学ばせて、完成に導き、置き去りにすることはありません。
苦手だと思って描いたり作ったりしている子どもにも、自分にも出来た!成功した!という経験をさせられるように指導するのです。
そういう授業を積み重ねて行くと、子どもたちはますます図工が好きになってよく学ぶし、よく工夫して、自分らしさを表現しようとするように育つと思います。
一学期と学年末では、評価の基準が変化するのではないでしょうか?
指導者も子どもも、学べば学ぶほど、図工が大好きになり、充実した造形活動によって、人として成長したり、自分に自信が持てたりしていくと思います。
義母が市民病院に入院しており、今日も夕方夫と会いに行って来ました。
日に日に数値が良くなって、点滴のチューブも外れました。入院してしばらくは、あまりの高熱で深く寝ていたのでその間の記憶がないそうです。
夜中に怖い夢を見てうなされていたらしいので、病院の入り口からロビー、ナースステーション、と歩いて確かめて、よく知ってる安心できる病院だと納得できました。
今夜はよく眠れているといいな。
お土産に持って行ったのは、サザエさんのマンガ。
それから、婦人雑誌。
東京の写真スタジオでアシスタントをしている長男が、撮影にかかわらせてもらったというグラビアが掲載されていましたので、その事を伝えると、とても喜んでいました。
今、夢の中と現実と、両方にいるようなおばあちゃん。
それなら、楽しい現実でいっぱいにして、ますます楽しい夢を見てほしい。
晩ごはん。
お見舞いに行っていて、遅くなったので、閉店間際のスーパーマーケットのお惣菜売り場で買えたものですませました。
夫は、売り場がほとんど空っぽなのを見て、途方にくれたような顔をしていたけど、かごに入れたものを、帰ってきて食卓に並べたら、
「パーティーか?」
というほど食べ物がたくさんありました。
久しぶりのビールも美味しかったです。