Christmasが今年もやって来る | ママゲリア聖子の大阪ロマンチック

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北大阪在住、食いしん坊で呑んべえのなかよし夫婦のいろいろを記録しておきたいと思います。こんなに楽しい毎日、本当に感謝しています。

「大切なものはみんなそばにある
穏やかな毎日が続くぜいたく」


この季節、しばしば頭のなかでヘビーローテーションで鳴ってる歌はなーんだ?

日本のみなさん、それは、竹内まりやさんの、「素敵なホリデー」でしょう?

某フライドチキンショップのCMソングとして、もう何年も前から使われていますよね?

子どもたちが幼かった頃、テレビから流れてくるこのメロディーが好きで、左右に頭を振りながら
「Christmasが今年もやって来る~♪」
と、歌っていた愛らしい様子を思い出します。あの可愛かった子、どこに行っちゃったんだろ?
家族で、おうちで過ごしたいくつもの温かいクリスマスが懐かしいなぁ。


次男坊は、今年は生まれて初めて外国で、ひとりのクリスマスだな。

去年は、初めてのミラノでのクリスマスでしたが、おかあさんが押しかけていって一緒にご馳走作ってお世話になってるみなさんに食べていただいたり、ベニスに旅行したりしたので、ひとりぼっちじゃなかったね。
きっと今年は、世界中のいろんな国から来たお友達と、楽しく過ごすことでしょう。

クリスマスには、街中すべてのお店もレストランも閉まってしまって、とても困惑したよね。気をつけて。





近くに、カルディがあります。
輸入食材が手頃な価格で揃い、我が家の食卓には、なくてはならない存在。

今はもう、クリスマス関連の商品がいっぱいで、夢みたいなおとぎ話みたいなラブリーな空間になっています。華やかな季節が始まったんだね。

アドベントカレンダーの種類って、今やものすごく豊富なんですねぇ。
なぜだか欲しくなっちゃう。


しかし、この日、カルディに来たお目当ては、ジャーン!

このシュトーレンが欲しかったのです。

ドイツの伝統的なクリスマス菓子。アドベントの期間、少しずつスライスしていただく日持ちのする菓子パンです。中に、ナッツやドライフルーツがいっぱい入っています。

これは、義母の好物。
毎年楽しみにしているのですが、売り切れてしまうこともあるので、狙っていたのです。
ささやかなお土産=シュトーレンを持って、仕事の帰り道に顔を見に行きました。

義父が入院してから、もう2年になります。おばあちゃんは独り暮らし。我が家からは徒歩5分のところに住んでいます。
以前はクリスマスやお正月、夫の兄の家族とうちとみんな集まって、義母の手料理を囲んで賑やかに過ごしていました。子どもたちが大きくなり、なかなかスケジュールが合わなくなってしまいました。そのうち義父も病院で寝たきりになって。

おばあちゃんにとっては、だんだんと寂しくなるばかりです。

それでもクリスマスはやってきます。

グロリアスデーは、誰にも平等にやって来るはずなのに、街が華やかであればあるほど寂しさが募るばかりに思える人もきっといるはず。

この日、大切な若い友人が病に臥せっていると聞きました。体調崩しているのは聞いていたけど、まさかそんなに重い病状だとは思っていなかったので、動揺しました。
「今は痩せてしまっているので、この間会ったときの元気な写真で、似顔絵を描いて。」
と、頼まれました。
30分後には、
「描けたよ。」
と、画像を送りました。
あなたの気持ちが軽くなったり、温かくなったりすること、どんなことでも私に出来ることをお申し付けください。

クリスマスが今年もやって来る。
穏やかな毎日が続くことばかりではないけど、少しでも何かほっと温かい気持ちになれますように。

どんな人にとっても、クリスマスが来ることが、勇気の源になってほしいと祈っています。

晩ごはん。
ヒビの入ったB品のトマトを、にんにくと共にコトコト煮込むだけのトマトソース。
これがことのほか美味しくて、簡単で、気に入っています。
朝のオムレツにも。
茄子をフライパンで焼いて、昨夜のブリの塩焼きももう一度ガーリックオイルで焼いて、茹でたブロッコリー。そこへ、トマトソースと、カリカリベーコン。シンプルだけど、美味しいおかずです。

筍の水煮は、季節でもないのに食べたくなっちゃって、天ぷらにしました。エリンギとさつまいもも天ぷらに。

なめこおろしをポン酢で。

黒豆の枝豆。