実家に飾ってある、母が元気だった頃の写真の中に
昨年、99歳で亡くなった祖母が老健に入所していた時に
母たち姉妹が祖母を囲んで
写っている写真があります。
母と何度か祖母に会いに足を運びました。
どんな様子で…どんな心持ちで祖母に会いに行っていたか
今でも記憶にあります。
まさか、その同じ施設に母が入所することになるなんて…
過去の写真に写る母と、現在の母とでは
見た目も、性格も、何もかもが別人のようです。
今は今として受け止めているけど
倒れる前の母を思い出すと
いまだに、「こんな“まさか”があるものか…」と
信じられない気持ちも
まだまだ残っています
「何でこんな風になっちゃったんだろう。
何でこんな事になってしまったんだろう。」
そんな事、今更くよくよしても仕方ないって分かってるし
前向きに
と思っているのについつい現実を受け入れずに
否定しようとする自分がいたりします。
色んな気持ちが交錯して
「この、同じ時間を母は…父は…
どんな気持ちで過ごしているんだろう。」
と考えると、息も出来なくなって
涙が止まらなくなる時もあります。
こんな事じゃダメだなー
私。しっかりしなくちゃなー
先日、母の入所している施設で
毎月行われている(らしい)
カフェ
の催しがありました☆母が「みんな、夫婦で行くのに
私だけいつも一人
」って言っていて母が入所以来、そんな催しがあるなんて知らなかった私。
毎日のように母の所へ足を運んでいる父ですが
その催しには参加したことが無かったらしくて
これは、行って上げなくちゃ
当日、娘と一緒に行ったら
「自分は行けそうにないから…」と
代わりに、私に行ってくれと言っていた父も
ちゃっかり来てました
母はよくアイスを食べるようで
この日もアイスかと思ったら
「プリンだけ。」と☆
ケーキは、手作りだと言うので
頂いてみようかと
私が注文したんだけど…
プリン
を一口二口ほど食べた母がおもむろに手づかみで
シフォンケーキにかぶりついたーーー
上の写真でわずかに写った私の表情は
めちゃめちゃ驚いてる
「え
ケーキ食べるん
手で食べたらダメやん
」ってね(笑)「プリンだけ。」が
プリンと、シフォンケーキと
父が追加で注文した
アイスを半分食べた母でした
日頃面会に行くのとは違った雰囲気で
良い時間でした
毎月参加して上げられるといいな☆