「サンタクロースの眼は青い」(監督ジャン・ユスターシュ 47分)

話の内容は、バイトでサンタの格好をして、女に触りまくる男の話

本屋での万引きシーンが印象に残った

市場やデパートをブラブラ歩くのが印象に残った

スクーターで2ケツするのが印象に残った

ジャン=ピエール・レオが、自分が子供の頃主演した「大人は判ってくれない」(監督フランソワ・トリュフォー)の看板の前を通り過ぎるのが印象に残った

灰皿の他人の吸い殻を主人公が吸うシーンは、ばっちいなと感じた

ピンボールで遊ぶのが印象に残った

川沿いの通りを、パンするのが印象に残った

バイトでサンタの格好して、町中を歩く人達と記念撮影するというのが印象に残った

夜、女が待ち合わせ場所に自転車で来るのを、高い所から俯瞰で撮るのが印象に残った

「売春宿で父親と出会し、祖父も来て、3世代同居になった」というセリフがコミカルだった

最後、女に相手にされず、仲間達と一緒に売春宿へ向かうラストが印象に残った

全般的に

これも「わるい仲間」同様、町中での撮影が主な都会的な作品だった

万引きやナンパ、バイトなどをする、町の若者の生活というのもボク好みだった

何が起こるというわけでも、何か訴えたいメッセージがあるわけでもないが、町での色々なシーンを楽しげに撮っていて、ボクは好感が持てた作品


「わるい仲間」(監督 ジャン・ユスターシュ 42分)

話の内容は、ナンパした子持ちの女から財布を盗む男2人組の話

スクーターに乗ってやって来るのを屋外で俯瞰で撮るシーンが印象に残った

店内のピンボールで遊ぶシーンが印象に残った

オープンテラスで飲み食いし、タバコも吹かすシーンが印象に残った

町を歩くシーンが印象に残った

女をナンパするというのが良かった

町の人達、似顔絵描いて売る人達や町を歩いている人達のショットが印象に残った

ダンスホールでの、客達のダンスが印象に残った

ナンパした女に脈がないと感じて、腹いせに女のバッグから財布盗んで、ダンスホールから逃げるシーン・演出が良かった。逃げる時に町中を走ったり、屋外の階段を駆け降りたりするシーンは、シーン的にも良かった

スクーターで2ケツして、町を走るシーンも良かった

バーで盗んだ財布の中身をチェックして、財布の中に子供の写真を見つけて、男2人組に罪悪感が芽生える演出が、印象に残った

1人の男の部屋に警察がドアをノックする音が聞こえるが、警官でなくもう1人の男だったという演出が良かった

最後2人で話し合って、財布の指紋をきちんと拭き取って、女に郵送で財布を返す事を決める、男2人組のラストも良かった

全般的に

町中を歩いたり、走ったり、スクーターに2ケツして走ったりするだけで、良いシーンになっているのが楽しかった

映画館にかかっているのが、日本映画の「切腹」やヌーベルヴァーグの作品というのもオモロかった

何が起こるという訳ではないが、時間が短く、都会的で、ボクは楽しめた作品



「ORANGE」(監督 松井雅也 29分)

話の内容は、東日本大震災の被災地に住む男が、フィリピンの妻と娘に会いに行く話

陸地にのりあげた船のシーンや震災で配達されなかった郵便物という震災の爪痕を感じる演出がボクは良かった

英語の手紙を、古く汚い辞書で読もうとするのが、味があった。中学生に翻訳を頼むのもコミカルだった。

手紙を海へ投げ捨てようとするが、捨てずに手紙を持ち帰り、フィリピンに出発する切り返しが良かった

ボロい家の前の犬と鶏のショットが、印象に残った

幼い娘の幻影に導かれて路地を抜けるショットと、次に成長した現在の娘が仕事場の花屋からバスに乗って帰るシーンの繋ぎが、印象に残った

フィリピンの夜店街での、主人公の歩き食いショットがボクは良かった

公園で主人公が母親と赤ちゃんを見て、妻と娘の事を思い出す演出がベタだった

フィリピンのパネルが並んでいる集合墓地が、味があって良かった

ボロい食堂の食事が良かった。他の客が集まって来て、主人公に自分達の料理を食べるように勧める。主人公が妻と娘を思い出し食べながら泣き出すと、その主人公の気持ちを知らないで他の客達は、「唐辛子食べちゃったんだよ」「食事が美味し過ぎたんだよ」と言ってる演出が、コミカルだった

花屋の花束がキレイだった。その花で主人公が飾った妻の墓が、とても味があって良かった

最後フィリピンの屋台でジュースを買う娘。日本の被災地でスーツ着て自転車乗って就活する主人公で終わるラストも良かった

全般的に

震災の爪痕も感じられるし、フィリピンの生活や飲み物食べ物も味わいがあって良かったし、楽しく観れた

主人公と娘が、結局フィリピンでは会わない、というのも味があって良かった

なかなか味があるショートムービー