「扉の陰の秘密」〔監督フリッツ・ラング 98分)

話の内容は、訳ありの男と結婚した女の話

メキシコの市場の、そこで起こった女を奪り合うナイフを持った男2人の決闘シーンが良かった

ハンモックでの、マークとシリアのイチャイチャが良かった

胸のライラックのブローチと閉められた部屋の鍵が、マークの異常行動の引き金になるというのが後で分かる演出が良かった

宿屋のメキシコの女将が味があって良かった

メキシコのホテルの部屋の鏡が味があって良かった

亡くなった先妻というのは、アルフレッド・ヒッチコック監督の「レベッカ」を思い起こさせた。訳ありの秘書がいたり、先妻の息子デヴィッドがいたり、というのも謎を深めていて良かった

屋外でパーティーしてる所に雨が降ってきて、大勢の客達が屋敷に入っていく、遠景シーンが良かった

屋敷の中に、殺人を犯した人達の部屋が再現されているという、マークの異常さを強調する演出が良かった

暗がりの中、シリアが鍵を合鍵で開けた7番の部屋に忍び込み、物音を聞いて部屋から逃げ出し、屋敷からも逃げ出す、暗がりのシーンが良かった

シリアが電話していると、雷鳴が鳴り、電話での会話が途切れるシーンが良かった

マークとシリアが鍵をかけられて閉じ込められた部屋から体当たりで脱出すると、屋敷は燃え盛っていて、炎と煙が充満する中、マークとシリアがナントカ屋敷から抜け出す、灰皿を投げてドアのガラスを割って煙を外へ出すシーンと炎と煙が充満してる中マークがシリアを抱えて屋敷から出て来るシーン、がシーン的に良かった〔火を放ったのは訳あり秘書で、シリアがマークに顔の火傷が無い事を告げ口したと思い込み、シリアを恨んで放火してシリアを殺そうとしたから)

全般的に

ストーリーはよく分からない所があったが、アルフレッド・ヒッチコック監督の「レベッカ」のような設定で、異常な夫マークがシリアを殺しに来るのではないか?という怖さは良く出ていて、ナントカ最後まで寝ないで観る事が出来た

それ程オモロい作品ではなかったが、大好きなフリッツ・ラング監督の作品なので、オモロくはなかったけれど観といて良かったなとボクは感じた作品