「ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦」〔監督サム・ペキンパー 103分)

話の内容は、流れ者のロデオマンの話

川沿いで、車の後ろの荷台から馬を外に出し、川沿いでジュニア・ボナーが寝転んでいるシーンが、シーン的に良かった

父親の昔の家が、シャベルカーで取り壊される、採石場のシーンが迫力があった

ロデオ大会前の、色々な乗り物や仮装した人々、マーチングバンドや山車などが行進するパレードのシーンが楽しかった

ジュニアと父エースの話し合いの時の、2人の間を列車が横切るシーンが、シーン的に良かった

競技前の、道具を手入れしたり、バランスをとる練習をしたりするシーンが楽しかった

荒馬乗りの競技、子牛を投げ縄で捕まえて抑える競技、父エースとジュニアが参加した走り回る牛の乳を搾る競技〔犬も走り回ってワンワン吠えてるのがいいアクセントになっていた)、と競技のシーンの迫力が楽しかった

休憩時間の酒場での、バーで酒を飲み、バンドの音楽に合わせて女の子とダンスを踊り、女の取り合いで大乱闘のケンカになるが、最後はバンドの愛国的な歌の演奏で、皆んな帽子を脱いで直立不動で立ち、ケンカをやめる、一連のシーンが、無茶苦茶楽しかった。最初大男がビリヤード台に座っていた男女を台の板を持ち上げてどかすシーン、カーリーがジュニアを殴り返して仲直りする演出撮り口、父親のエースが、愛人の看護婦でなく妻とダンスを踊る演出、ロデオマンというジュニアの事を歌った歌をバンドが演奏する演出、女の子とのダンスシーン、大乱闘の中おじいちゃん達4人はポーカーを続ける演出、なんかが、特にボク的に楽しかった

エースと妻が話し合いながら、酒場前の木造の階段を上がっていくシーンが、シーン的に良かった

最後、前回振り落とされた荒れ牛サンシャインを、8秒間乗りこなすのに成功するシーンが良かった。競技前に柵の中でサンシャインが暴れているシーン、荒れ牛を乗りこなすロデオシーンの迫力、時計のショットをロデオシーンに挟む撮り口、がボク的に印象に残った

最後も又、次のロデオ大会の為に、車で移動するジュニアのシーンで終わるラストも良かった

全般的に

ロデオ競技の迫力・楽しさも思う存分楽しめたし、父親のエースが愛人の看護婦でなく妻とダンスを踊る演出も楽しかったし、パレードのシーンも観ていて楽しかったし、何と言っても大会の休憩時間の酒場での、酒を飲み、女の子と踊り、女の取り合いで大乱闘になる、一連のシーンが、鈴木清順監督の「東京流れ者」のバーでの大乱闘シーンを彷彿とさせる圧巻の楽しさだったのが、無茶苦茶良かった

そして女優陣が良いのも印象に残った。ジュニアと恋仲になるおネェちゃんもベッピンさんだったし、エースの妻の食事中葉巻吸うアイダ・ルピノも魅力的だったし、エースの愛人の看護婦役の年配の女優さんもいい女優さんだった

ロデオの楽しさや迫力、酒場での一連のシーンの圧巻な楽しさ、女優陣の魅力、で、最後まで無茶苦茶楽しく観れた、傑作と言ってもいいとボクは感じた作品