「ミッドナイト・ラン」(監督マーティン・ブレスト 126分)
話の内容は、賞金稼ぎが賞金首を移送している間に友情が芽生える話
鍵を道具を使ってこじ開けたり、停まってる車の配線繋げてエンジンかけて車を盗んだり、という器用なウオルシュが良かった
FBIに捕まった時は「皆んな同じサングラス。支給品か?」と悪態をつき、マフィアの殺し屋に睨まれた時は「ジッと俺を見つめて、求婚でもするのか?」と悪態をつくウオルシュがコミカルだった
ウオルシュがモーズリーFBI捜査官の手帳盗んで、モーズリーの名を騙る演出がコミカルだった。本物のモーズリー捜査官が後でやってくるというのがコミカルだった
保釈業の従業員がマフィアと繋がっていて、マフィアに情報が筒抜けというのがコミカルだった
飛行機・寝台列車・車・長距離バス・セスナ機・貨物列車などなど移動手段も楽しかった
アクションも、マフィアの殺し屋と駆けつけた警察との激しい銃撃戦の中ウオルシュとデュークが逃げ出すアクションやマフィアのヘリコプターに追われるマービンの車とヘリコプターの銃撃アクション、ウオルシュとデュークの乗った車が沢山のパトカーに追われるカーチェイス、なんかは大掛かりで観ていて楽しかった
マフィアの殺し屋の1人が、もう1人がボスに電話してる時にパンチしてじゃれあってきたり、カウボーイハットを被っておどけたりするお調子者というのがコミカルだった
中学生くらいの娘が、貯金した180ドルを逃げる金の無い父親のウオルシュにあげようとする演出がボク的に良かった
金が無い中、ネイティブアメリカンの人達の車に乗せてもらうウオルシュとデュークが良かった
デュークを奪ったマービンが、保釈事務所でなく、マフィアにデュークを渡そうとするのが、今回観て分かった。生きているのを証明する写真にモーテルのタオルが写っていて、マフィアにデュークの居場所がバレるというのも今回観て分かった
ウオルシュはマービンがデュークをマフィアに引き渡したと思い、本当は無いマフィアの取引データを保存したディスクと交換に、マフィアに捕まったデュークを助けようとするというのも今回観て分かった
全般的に
色々な人達の、お互いの出し抜き合い、騙し騙されがとてもオモロく、ニューヨークからロスへデュークを移送する間にデュークとウオルシュの間に友情が芽生えるのもとても上手く撮られていてボク的にとても良かった
サングラスの前フリ回収や、ウオルシュがマービンを騙して殴り倒すのに懲りて最後は本当に危ないのにマービンは振り向こうとしないという前フリ回収など前フリ回収の演出がとても上手くて楽しかった
2時間越えと少し時間は長いが、ボクはとても楽しめたハリウッド娯楽アクションロードムービー
以下は以前観た時のガッツリ書いた感想です
「ミッドナイト・ラン」(監督:マーティン・ブレスト 126分)
話の内容は賞金稼ぎの活躍。
黒人の賞金首との銃撃戦・追跡をするオープニングが面白かった(黒人はショットガンをぶっ放す。主人公(ウオルシュ)が黒人を追跡していると他の賞金稼ぎ(マーヴィン)がやってきて逃げている黒人に走っている車のドアを開けてドアを黒人にぶつけて倒す。マーヴィンが捕まえた黒人を、ウォルシュがマーヴィンを殴って倒して横取りし、ウォルシュがマーヴィンの車に乗ってその黒人を警察に連行する等の演出が良かった)。
ウオルシュがFBIに囲まれて車に押し込められた時に、ウオルシュがチャッカリFBIの黒人の現場責任者(モーズリー)の警察手帳を盗んでいるという演出が良かった。(その手帳に自分の写真を貼ってモーズリーの名を色々な所で騙る。写真を貼っていた時に隣に座っていた子供に「俺カッコイイ?」みたいな事を聞く演出もコミカルだった)。
「高所恐怖症・閉所恐怖症」で飛行機が怖いと保釈人(デューク)が言うと、ウオルシュが「ゲンコツ恐怖症になりたいか?」というセリフが良かった。
ウオルシュが「デュークを捕まえた」と会社に電話したら、盗聴されてFBIに伝わり、会社を見張っていたギャングのタレコミでギャングにも情報が伝わるという演出が良かった。
賞金稼ぎの会社が、ウオルシュには10万ドルなのにマーヴィンには2万5千ドルで依頼するのがコミカルだった。
デュークがウオルシュの喫茶店経営計画にアドバイスしたり、脂ぎった食べ物は身体に悪いと言ったり、分かれた妻子との事を心配したり、タバコはやめろとアドバイスしたり、胃潰瘍のアドバイスをしたり、色々なアドバイスをするのがコミカルだった。
マーヴィンがウオルシュのカードからウオルシュ達の居場所を突き止めるのが良かった(さらにカードも無効にしておく)。
モーズリーが飛行機と汽車でウオルシュがモーズリーの名を騙った事を怒る演出がコミカルだった(機長や汽車の客室係?に怒る)。
デュークがバスから降りる所をギャングのスナイパーが狙っている時に、FBIのパトカーが何台も駆けつけて狙撃できなくなる演出が良かった(その後のスナイパーとFBIの銃撃戦の間にウオルシュとデュークがパトカーを奪って逃げる演出も良かった。車を乗り捨てる時にウオルシュがハンドルにモーズリーのサングラスを置いておく演出(FBIの車に押し込められた時のサングラスの話が前フリになっている)が良かった。)
元の奥さんにロスまでの逃走資金を借りに行く演出が良かった(元の奥さんと言い争いになって険悪になるが、ウオルシュの実の娘が出てきた時に、奥さんが子供の前で言い争うのを止め車のキーを貸すのが良かった。さらに娘が貯金したお金をウオルシュにあげようとするが、ウオルシュは断る演出も良かった)。
ウオルシュが盗聴しているのをようやく分って、盗聴しているFBIに悪態をつく演出がコミカルだった。
ギャングがウオルシュ達を捕まえにきた時にマーヴィンが現れてギャングを倒し、ウオルシュがデュークと手錠でつながり鍵を捨てたように見せかけたので、マーヴィンが二人とも車に連れ込みロスに向かう演出が面白かった。
マーヴィンの車と追跡するヘリとの銃撃戦が面白かった(途中で敵対していたマーヴィンとウオルシュが協力してヘリを撃墜する。この時に手錠の鍵を持っていた事が分り、ウオルシュは自分とデュークの手錠をはずす。さらにオープニング同様再びウオルシュがマーヴィンをだまして殴って倒して逃げる)。
川の激流に流されるシーンが良かった(ウオルシュが岸にあがれないのを、デュークが「自分を逃がす事」を条件に助けるが、ウオルシュは助けてもらったのに約束を破って再びデュークに手錠をかけるという演出も良かった)。
マイノリティーを荷台に乗せたトラックでヒッチハイクし、電話もないド田舎の町にいきつく演出が良かった(そこにあった飛行機に乗ってデュークが逃げようとする(ここで飛行機恐怖症は嘘だと分る)のを、ウオルシュが飛行機に飛び乗って阻止する演出も良かった)。
ウオルシュとデュークが協力して、逃走資金を稼ぐ為、FBIになりすまして、飲食店のレジの金を偽札だと言って騙し取る演出がコミカルだった。
汽車に飛び乗る時に、再びデュークがウオルシュに「自分を逃がす事」を条件に手を差し伸べる演出が良かったウオルシュは結局屋根を伝って反対側の入り口から汽車に乗り込んでくる)。
デュークがウオルシュに汽車から飛び降りさせられた後、デュークが文句を言うのがコミカルだった。
車を盗んで何台ものパトカーに追われるシーン・演出がコミカルだった(凸凹荒野を走っているので、パトカーが何台も事故って壊れて動かなくなっているシーンなどが良かった。そこにマーヴィンが出てきて、オープニング同様走っている車のドアでウオルシュを倒してデュークを連れ去る演出もコミカルだった)。
マーヴィンにも飛行機恐怖症だと嘘をついたデュークに、マーヴィンが「眠ってれば問題ない」と言ってパンチを食らわせる演出がコミカルだった。
最後の取引で、取引が上手くいきかけた時にマーヴィンが出てきて、取引を混乱させる演出がコミカルだった。
最後にデュークがベルトに巻いていた逃走資金30万ドルをウオルシュにあげる演出が良かった。
全般的に
面白い演出やセリフが後になって再び繰返される(前フリがもう一度繰返される演出の面白みをさらに強める)という演出を多用していたのが面白かった。
色々な乗り物に乗ってニューヨークからロスまで行くというロードムービーとしてのオモシロさもあった。
ウオルシュとデュークの友情が深まっていく感じやウオルシュとマーヴィンの出し抜きあいの感じ、さらにFBIとギャング双方にも追われる感じなどがとても良く描けていた。
キャストも良かった。意外とお人好しなウオルシュ・憎めないキャラクターのデューク・荒っぽいマーヴィン・イカツイモーズリー・おとぼけギャングコンビ・セコイ賞金稼ぎ会社の経営者等など皆とても魅力的だった。
コミカルなセリフのやりとり・アクション・カーチェイスが満載でとても面白く、ロードムービーとしても楽しめ、様々な人間関係も上手く描かれたナカナカ見事な娯楽作品。
「「どーよ」テルの十八番デニーロ笑いも存分に楽しめる!!」心にそう願う長七郎であった。
