「遥かな時代の階段を」〔監督 林海象 主演 永瀬正敏 101分)
話の内容は、私立探偵濱マイクの活躍第2弾
日劇のサビた通りの看板から入るオープニングは1を踏襲していた
犬探しの依頼も1を踏襲していた。片言の日本語のフランス女の依頼。映画観ないけどマイクの事務所に行く為に映画の券を買わされる。マイクがフランス女にタバコ〔観直したら紙に包まれた飴?だった)すすめるなど。
もぎりのオバちゃんが、「不況だと映画は強い」みたいなセリフを言うのがコミカルだった
自動車が借金取りに差し押さえられて、レッカー車で運ばれてゆき、代わりに投げられた自転車で犬を探すというのがコミカルだった
川の両脇に桜が咲く中を、マイクの母親が船で進むシーンが良かった。降りる時にマイクの母親が船の船頭のおじちゃんのホッペにキスするのも良かった
一杯立ち飲み屋で、他の客達と楽しそうに飲むマイクの母親が良かった
マイクの母親が歳をとってもストリップ小屋の踊り子してるというのが、味があって良かった
神野〔黒狗会の会長)が政界進出を目指し、選挙運動してるというのがオモロかった
お風呂で湯に浸かっていてもサングラスははずさないマイクがコミカルだった
白い男が、黒狗会を破門された組員を、1人は殺し、1人は焼印をつけて、白い男の伝説を語らせる為、わざと生かしておく、暗がりのアクションが良かった
桜と電車バックの麿赤兒の刑事とマイクの話し合いが良かった〔麿赤兒の刑事が借金取りから取り戻したマイクの車をマイクに返すのも良かった)
暗い路地での、神野と生きながらえた手下との話し合いのシーンが良かった
子供の頃の回想の、白い男の逆光、札束、白い男から貰ったケーキを幼いマイクが踏みにじる演出が良かった
ストリップ劇場の楽屋でチンチロリンしているマイクの母親が良かった
マイクの母親が、歳をとっているけれど、女の子みたいに天真爛漫なのが良かった
マイクの妹の友達の母親のスナックのママさんが泥棒で、盗んだ品を白い男に流してるのを突きとめるマイクの暗がりのシーンが良かった。その後の水上バイクでのチェイスシーンも楽しかった
ずぶ濡れのマイクを星野君が助けるのが良かった
スナックのママは白い男の部下達に殺されるのが良かった
中華街の露店のちまき売りのおばちゃん2人の密告〔携帯電話で白い男に連絡してるショット)で、通りすがりのちんどん屋の1人が刀を抜いてマイクに切りかかってくるのが楽しかった
宍戸錠の白い男の戦後の回想シーン。ビルの屋上での宍戸錠と星野君とマイクの話し合いのシーンが良かった
鉄骨の建物の階段を上がるマイクの母親のシーンが良かった。夕暮れの鉄骨の建物の屋上での、マイクと母親の話し合いで、白い男がマイクの父親だと告げるシーンが良かった
横浜の伝説の娼婦メリーさんに、白い男の居所を聞いて、白い男の所へ連れてってもらうという演出がボク好みだった
ハーモニカを吹く女の子、戦後の闇市の通りを歩くマイク。仰角のガスタンクが並ぶ空には月が出てるショット。杉本哲太の後ろをマイクがついていくが、マイクの後ろに白い男の部下達がゾロゾロついてくる撮り口。なんかが楽しかった
半分拳銃を撃っておいて、リボルバー回しながらの白い男とマイクの交互の拳銃の撃ち合いが、緊迫感があって良かった。その後白い男は神野の部下に刺される。死にそうな白い男が、船で川を流れる時、最後タバコを吸って、吸っていたタバコを落として死ぬのがカッコ良かった。
弾がキチンと入っていたのを、マイクが外で拳銃を撃って1発ごとに弾が発射したり空砲になったり又発射して、弾が無くなった拳銃をマイクが川へ投げ捨てるシーンで示すのも良かった
神野が選挙に当選するのをダルマの目を筆で書くショットで示すのが良かった
マイクの妹と母親が、母親である事を隠して、野毛山動物園へ行って、色んな動物達を見るショットが楽しかった。
最後駅で、電車で去って行く母親を、妹がホームを走って見送るシーン、切り替わってキチンとマイクも橋の上の金網越しにトンネルに入って走り去って行く母親の乗った電車を見送っていたというシーン・撮り口が良かった
最後の歌も味があって良かった
全般的に
前回はアジアンマフィアの暗躍、今回は戦後の闇市から続く川沿いの利権を牛耳る伝説の白い男の川沿いの治外法権ぶりが上手く描かれていたのが、ボクは楽しかった
歳をとっても女の子のような天真爛漫さの母親とダンディで威厳もある白い男のカップルも、ボクは好感が持てた
昔観た時はあまりオモロく感じなかった記憶があったが、今回観直してみて、独特の味わいがあり、カラーの色使いも桜のピンクと暗がりとのコントラストなんかも楽しく、予想以上にボクは楽しめた作品
