「ラスベガスをやっつけろ」(監督テリー・ギリアム脚本アレックス・コックス他 118分)

話の内容は、ヤクでラリったハゲたおっさんとヤクでラリったデブのおっさんの珍道中

ラスベガスの砂漠の、砂煙をあげて走るバイクレースのシーンが良かった

ラスベガスの夜のネオンの中を、ラリって車を運転して走る主人公2人のシーンが良かった

ラスベガスのショーからつまみ出される主人公2人がコミカルだった

カジノの中でサーカスもやっているというのが良かった。そのカジノのバーのカウンターがメリーゴーランドになっていて、クルクル回っているというのが良かった

ヤクでラリった主人公2人が、地方検事達が集まるドラッグ撲滅集会に参加するというのがコミカルだった

遠くに飛行場が見えたので、道路から車が外れて、一直線に飛行場に向かって走るというのが、シーン的にオモロかった。交通量の多い道路を走っている車にぶつかりそうになりながら車で横切ったり、飛行場の金網のフェンスにお構いなしに突っこみ、金網フェンスを破って走り続け、破れた金網フェンスが主人公2人の車に貼りついているというのもコミカルだった

全般的に

ドラッグカルチャーの話で、ボクはノレなかった

ラリったおっさんのムチャや幻覚で見える世界、情けなさなんかを楽しむ作品なんだろうけれど、ボクはノレなかった

ボクの大好きなアレックス・コックス監督が脚本に参加しているというので観たが、ボクは最後までノレなかった作品