今日は昨日リアルタイムでかなりガッツリ観て、今日録画していたのを観直した「THE SECOND〜漫才トーナメント〜2024」の感想をアップします📺

早速レッツらゴー‼️

「THE SECOND〜漫才トーナメント〜2024」

オープニング

前回の王者ギャロップの漫才

占い師さんに芸人としての将来を占って貰うというネタ。

「20年一緒にやってきた俺に聞かないで占い師さんに聞く?」のクダリのしつこさはオモロかった


第1試合 ハンジロウ対金属バット

ハンジロウ

和田アキ子の髪型ツカミがウケてた。さらにツカミの貴重な(野球の)チケットをゲットしたと貴重なチキンをナゲットにしたの勘違いが上手かった(その後のフライが上がったら手を伸ばしたくなるし、そこにビールがあったら最高だなと言うのもチキンナゲットの説明として合ってるのが上手かった)

じわじわチャップリンで観た事があった「元嫁カフェ」の設定もオモロかったし、客にセリフを返されるとアドリブが効かないというのも楽しかった

ボクは3点「とても面白かった」

金属バット

今大会でボク的に1番オモロいネタだった

ハンジロウの髪型のツカミを受けて、友保が「お墓から出て来たあいみょんの髪型」と言っていたツカミがオモロかった

ネタは「大阪交通安全カルタ」。「家でカルタなんかするか?」と言う友保に、小林が「お前は家庭持ってないから知らんだけ」というクダリもボク好みだった。

カルタ

あ行「あかん。ポリおる」「いいねんいいねん夜なら一方通行無視してもいいねん」「ウィンカーは臆病者がつける」ワロタ

か行は、警察に捕まった運転手が、コテコテの関西弁で、見逃してくれと懇願してるシチュエーションのセリフ。ワロタ

さ行は、これ又コテコテの関西弁での交通裁判のやり取りのセリフ。コテコテの関西弁も内容もオモロい

た行は「たんまたんま」「ちょっとしかあたってないやん」で「通報なんかせんでもいいでしょう」のコンプライアンス無視のセリフが最高にオモロかった。その後の「テスラは自動運転なので飲酒運転してもいい」「豊田も」もオモロかった

な行は「なんでワシが有罪なんや」「人情ちうのはあらへんのか」「ぬかしよんでホンマ」「ねぇ」「飲んだら乗るなと言うけれどテスラは・・・」の「致死量の関西弁」のセリフがオモロかった

は行は「はぁ。茨の道と言いますけど、なんでワシの周りは枯れ草ばかりなんや」「ビッグモーターや」。時事ネタのオチも見事に決まって、最高にオモロかった

ボクは3点「とても面白かった」


ボクは金属バットの勝ち。結果も金属バットが準決勝進出


第2試合 ラフ次元対ガクテンソク

ラフ次元

相方の隠し事というネタ。

結婚して子供いるのに内緒。漫才以外の副業で儲ける。先輩に借金。昔ホストしていた。手術控えている(刺青は手術ではなく施術とツッコんでいたのは勉強になった)。もう1人漫才の相方がいる(漫才掛け持ち)。ダンスやってる。Tバック履いてるとボケの隠し事の設定は良かったが、肝心のボケの中身に決定打が少なかった

ボクは2点「面白かった」

ガクテンソク

よじょうが東京に家を持つ。場所は国分寺。よじょうのボケや言い間違いをツッコミの奥田が小気味良くボキャブラリーも豊富にツッコむ。

漫才は上手いが、決定打は少なかった

ボクは2点「面白かった」


ボクはガクテンソクの勝ち。結果もガクテンソクが準決勝進出。


第3試合 ななまがり対タモンズ

ななまがり

最初のお決まりのツカミが弱かった(ななまがりの○○の方というツカミ)

ネタはハニートラップに気をつけろ

大雨でびしょ濡れブラウススケスケ美女の、ヘンなジャンプ・酸性雨の雨で目薬差し放題・水たまりの私とにらめっこ・車のハネ水でウォシュレットのバカバカしさはボク好みだった

隣に引っ越して来た寂しがり屋の若妻は、野生のカバにホイップクリームを敷いてカバに甘味を教えるボランティアをしているのと、甘栗むいちゃいましたに皮を被せる事でしか興奮出来なくなったというバカバカしい設定がボク好みだった

巨乳グラビアアイドルは、巨乳が揺れるのが気になって話が入ってこず、ようやく話が聞けたら「だからキーパーだけ長袖なのよ」と言う意味不明な話だったのと、「キレると何するか分からない」で本当に何をしているのか分からない動きをするというのがチョットオモロかった。

ななまがりは、ボク好みのバカバカしいボケもあったが、当たりハズレが大きく、期待していた程にはオモロくなかった。びしょ濡れ女のバカバカしさが最後まで続いて欲しかった

ボクは2点「面白かった」

ななまがりは、ネタ後の「パラレルワールドの博多大吉です」のコメントと負けた時に用意していた「こっちは頑張っていた分より悔しい方で、こいつはもう前を向いてる方です」のコメントはオモロかった

タモンズ

お金が無限に出てくる泉を見つけたで「レイク」その後も金融会社名を言うツカミはオモロかった

そして靴流通センターの看板のくだり。オッサンが仮面ライダーベルトで全力で遊んでいるというのが笑えた。

しかし設定もボク好みでなく、ボケの決定打も少なくて、驚きや爆笑は無かった

ボクは2点「面白かった」


ボクは観る前から楽しみにしていたななまがりの方がオモロかったと感じたが、結果はタモンズが準決勝進出。ななまがりは無茶苦茶オモロい訳ではなかったのでしゃあない。


第4試合 タイムマシーン3号対ザ・パンチ

タイムマシーン3号

すぐに鳴り止む拍手ありがとうの客イジリツカミがボク好みだった

デブで後ろで手を組めないデブネタツカミがボク好みだった

元々デブだからデブに寄せる事はない。研ナオコは自分の鼻にテープしない。ワロタ

キャッチャー・キーパー・ドラムのデブネタがオモロかった

ゴムゴムのウエスト(デブはウエストがゴムじゃないとキツイというデブネタ。「ワンピース」のゴムゴムの実にかけている。)ワロタ

水田わさびに声優をとられた大山のぶ代の怨念が作り上げた悪魔のドラえもんという説明がワロタ

安定感のあるデブネタでボクは楽しめた

ボクは3点「とても面白かった」

ザ・パンチ

「消えちゃいたい」なんか切なかった

昭和のいるこいるのような相手の話を聞かない合いの手が印象に残った

「2人合わせて43歳」「スナックのママ専用ジョーク」のツッコミがボク好みだった

パンチパーマで、ツッコミが叩いても髪は乱れないのに、髪を整える仕草をするのがコミカルだった

ボクは2点「面白かった」


ボクはタイムマシーン3号の勝ち。結果はザ・パンチが準決勝進出


準決勝第1試合 ガクテンソク対金属バット

ガクテンソク

42歳ですっかりオジさん。1人(よじょうの方)はオバさんみたいだけれど。奥田が「俺じゃないよこんな刈り上げしてるオバさんは夏木マリさんくらい」のツカミがオモロかった

「世界中が敵にまわる」で「奥さんプーチンか」ツッコミオモロかった

言い間違いやボケをツッコミの奥田が小気味良く、ボキャブラリー豊富にツッコむ。

儲ける儚いの字の説明をした後「波に女でババァ」ツッコミがオモロかった

漫才を「作品」と言う。「タウリン1000ミリグラムは1グラム」とTHE MANZAIの時に使っていたネタを使っていた。これもTHE MANZAIで使われていたが、「我が輩の辞書が無い」に「なんでナポレオンちょっとイジメられてんねん」と言うツッコミがオモロく感じられた

THE MANZAIで観たネタもあったが、奥田の小気味良いボキャブラリー豊富で的確なツッコミが、それ程オモロくないよじょうの言い間違いやボケをオモロくしてるなとボクは感じた

ボクは2点「面白かった」

金属バット

料理が趣味というネタ

「大きな声での趣味の説明」が楽しかったが、最後までそれで押し切るだけのオモロさは無く、何回も言ってクドいとボクは感じた

料理するなら髪切れよと髪型漫才

寿司の好きなネタ聞かれて、「季節による」という答えやコーンと答えたら「コーンなんか食べるおもちゃ」と友保がツッコんでいたのがボク的にオモロかった。

しかしオチはグズグズ。

「なんか」のクダリを伸ばし過ぎたのとオチがグズグズで、1本目を超える事は出来なかった

ボクは2点「面白かった」


ボクは観る前から期待していた金属バットの方がまだオモロかったが、結果はガクテンソクが決勝進出。上手さや安定感ではガクテンソクの方が金属バットを上回っていたのでしゃあない


準決勝第2試合 タモンズ対ザ・パンチ

タモンズ

相方への文句・相方へのプレゼント 

ツカミの同窓会行って、担任の小山とマンツーマンで話し、今の生活態度を注意されたエピソードがオモロかった

裸のままビール券渡すのを、日雇いのバイトの給料と言っていたのが、「苦労したんだな」とボクは感じた

Xジャパンのオルゴールという「曲の持ち味ぶち壊し」がオモロかった

ボクは2点「面白かった」

ザ・パンチ

「久しぶり。大きくなったねぇ」のツカミの客イジリがボク好み

ネタはゾンビ映画。ゾンビで「ごゾンビ(存知)」のダジャレのバカバカしさだけが印象に残った

ボクは2点「面白かった」


ボクは決勝進出者無し。強いてあげれば、ボクはゾンビ映画が苦手なのでタモンズ。結果はザ・パンチが決勝進出


決勝 ザ・パンチ対ガクテンソク

ザ・パンチ

Jリーグのスカウトがやって来るというネタ。本編のネタはベタで退屈だったけれど、ツカミの客イジリ「みんないい顔してる」に「卒業式のオバさんの担任の先生みたいな事言ってる」ツッコミはボク好みだった

ボクは2点「面白かった」

ガクテンソク

M-1敗者復活戦で観たネタだった。3月3日雛祭りが誕生日の奥田をサプライズで祝うというネタ。サプライズなのに前もって言う

貴乃花息子似ツカミがウケていた

童謡「お正月」に正月だけでなく、雛祭り、鯉のぼり、海、の歌詞まで入れて歌ったら、奥田が「童謡上半期か」とツッコんだのがオモロかった

この漫才も上手いけれど、ボケが弱いので爆発力は無かった

ボクは2点「面白かった」


ボクはガクテンソクの優勝。結果もガクテンソクが優勝


総括

観る前、ボクがハマった事のある、ななまがり、金属バット、ガクテンソクの3組が出ると言うので楽しみにしていたが、最初のハンジロウ対金属バットがピークで後は尻すぼみだったのは残念だった

ななまがりは、バカバカしさに当たりハズレが大きく、オモロさが持続しなかったのが残念だった

金属バットは、1本目が最高にオモロかったので満足。ボクだけでなく、この息苦しいご時世、コンプライアンス無視のネタが好きな人がお笑い好きの客の中には多くいるんだなとも感じた

ガクテンソクは、上手いけれどボケが弱く、爆発力が無いのが残念だった

個人的には、ハンジロウの元嫁カフェの設定やタイムマシーン3号のテッパンのデブネタは楽しめた

でも皆んなベテランだけに漫才がこなれていて、売れない芸人の悲哀も出ていて、楽しめる事は楽しめた。

お笑い芸人さん達、楽しいひと時をありがとうございました🙇‍♂️

「ボクはやっぱり悲惨過ぎて笑わざるを得ないユーモアが好き」心にそう夢見る長七郎であった