「昼下がりの決斗」〔監督サム・ペキンパー 94分)

話の内容は、銀行からの依頼で、金山から金を運ぶ仕事を請け負った男達の話

ラクダと馬のレースというのが異色だった

中華料理屋での、店を壊すヘックの乱闘が異色だった〔中華料理屋が西部劇に出てくるのは珍しい)

遠くに馬に乗ったお客を見つけた若い娘エルザが、農作業着からドレスに着替えて、スティーヴ達を迎える演出がボク的に良かった

ヘックがエルザを襲おうとして、スティーヴに殴られ、ギルにも殴られる演出がボク的に良かった

鉱山の娼館での、結婚式でのダンスシーン・乱闘シーンが良かった。娼館の結婚式場にやって来る花嫁を娼館の客の鉱夫達が拳銃を発砲して迎えるのと娼館の大柄なおばちゃんの女主人と飲んだくれの判事の俳優さんが味があって良かったのがボク的に良かった

山の斜面でビリー達ハモンド兄弟とスティーヴ・ギル・ヘックとの銃撃戦がシーン的に良かった。特にヘックが裏に回ったハモンド兄弟の1人を拳銃で射殺して、死んだハモンド兄弟の1人の持っていたライフルを奪って、他のハモンド兄弟達に銃撃で応戦するのがボク的に良かった

ギルがスティーヴを裏切り、ヘックと一緒に金を持ち逃げしようとする展開がボク的にオモロかった

最後エルザの家でのハモンド兄弟3人との銃撃戦。ヘックは足を撃たれ、スティーヴとギルでハモンド兄弟3人と向かい合っての決斗の銃撃戦でハモンド兄弟3人全員射殺して決着をつけ、スティーヴも撃たれて死に、裏切ったギルが改心してスティーヴの遺志を継いで金を銀行まで運ぶとスティーヴに約束するラストが異色だった〔良くある展開では裏切ったギルの方が死んで帳尻合わせる演出が多いが、ギル演じるランドルフ・スコットが主役なので、ギルの方が生き延びるというのが珍しいとボクは感じた)

全般的に

サム・ペキンパー監督お得意のスローモーションを使った激しい銃撃戦は無く、裏切ったランドルフ・スコットが改心して、スティーヴの遺志を継いで金運搬の仕事を引き継ぐという人間関係、年老いた男2人の友情がメインの異色の西部劇だった

ランドルフ・スコットは歳をとっても男前だった

それでも山の斜面での銃撃戦や最後の向かい合っての撃ち合いの決斗は楽しく、傑作とは言えないが最後まで集中して観る事が出来た異色の西部劇