「憧れを超えた侍たち」(監督 三木慎太郎 130分)

話の内容は、WBC2023で侍ジャパンが優勝するまでの道のりを追ったドキュメンタリー

試合前の栗山監督のインタビューの「普通のペナントレースのチームは勝つだけでなく「育てる」という要素があるが、日本代表のチームは育てる要素は無く、宝物を預かって怪我させず、選手にベストな力を発揮してもらって勝つだけ」と説明していたのが印象に残った

ダルビッシュが佐々木朗希にスライダーの投げ方を教えるのがいい雰囲気だった

ヌートバーが、言葉も分からず、日本の野球のサインも多くて難しい中、日本代表に溶け込んでいく感じが良かった

源田が小指を骨折しても、「走塁は出来ます」と言って試合に戻って出場する姿に「男気」を感じた

準々決勝のイタリア戦前の先発大谷の緊迫感ピリピリ感が凄かった

準決勝メキシコ戦先発佐々木朗希の、打たれた悔し涙が印象に残った

準決勝メキシコ戦の村上の逆転サヨナラ打の「カーン」という打球音が印象に残った

決勝の大谷がトラウトをスイーパーで空振り三振にした幕切れは、正に「マンガやないの」というくらいドラマチックな幕切れだった

全般的に

WBC2023の試合結果は、よく出来た映画やマンガのようにドラマティックなので、このドキュメンタリー映画も楽しかった

ナレーションの窪田等さんの落ち着いた声や語り口調も良かった

日本の野球の凄さが未来の世代にまで語り継がれる、日本の野球にとっては歴史的な大会だったなぁとボクは感じた作品