「たくましき男たち」(監督ラオール・ウォルシュ 121分)

話の内容は、強盗しようとした男の提案で、牛の群れを運ぶ仕事をする事になった兄弟の話

雪山を馬で歩くシーンが壮大だった

吹雪の中インディアンの襲撃からジェーン・ラッセルを助けるクラーク・ゲーブルのアクションが良かった

ジェーン・ラッセルの脚をアピールする演出が印象に残った(雪の山小屋でブーツを脱がして生脚にしたり、ホテルでブーツ脱いで生脚になったのをホテルのフロント係が眼鏡をかけてその生脚を見たり、最後もクラーク・ゲーブルのもとに戻ったジェーン・ラッセルがクラーク・ゲーブルにブーツを脱がさせるラストで終わったり)

ジェーン・ラッセルの歌う歌が心境に応じて変わる演出が楽しかった(雪の山小屋でクラーク・ゲーブルと結ばれた時は「たくましい男が好き」と歌い、クラーク・ゲーブルとの仲が険悪になると「男は皆んなロクデナシ」と歌い、最後クラーク・ゲーブルのもとに戻ってきた時は「クラーク・ゲーブルの故郷プレーリー・ドッグで花を咲かせ実をつける」と歌うのが良かった)

ロバート・ライアンが牛を買った町で、クラーク・ゲーブルの昔の仲間のメキシコ人ルイスとクラーク・ゲーブルが話しながら荷馬車の荷台に乗って去っていくシーンが印象に残った

酔っ払ったジェーン・ラッセルがクラーク・ゲーブル達に銃口を突きつけて暴れ、コルセットの苦しさと酔いがまわって倒れるのがカワイかった

カウボーイ達が牛の群れを運ぶシーンは大迫力で、観ているだけで楽しかった(特に牛の群れが川を渡るシーン、岩場の坂を牛の群れが降りていくシーン、最後のスー族が待ち構える渓谷を牛の群れが全速力で走り抜けるシーンなどが大迫力だった)

牛1頭ごとに税金をとる北軍の荒くれ者達を、有無を言わさず射殺して、激しい銃撃戦になるガンアクションが楽しかった

スー族の偵察に行ったキャメロン・ミッチェルが殺された後の埋葬シーンが西部劇のお約束だった

最後のスー族の襲撃と幌馬車もインディアン達も飲みこんでしまう全速力で逃げる牛の群れのシーンが大迫力だった

最後ロバート・ライアンが約束した金を渡さず、クラーク・ゲーブルを殺そうとしたが、クラーク・ゲーブルの方が一枚上手で、ルイスの部下達が銃を構えてロバート・ライアンが呼んでいた自警団を制圧しているという演出が良かった

全般的に

最初の雪山越え(シーン的にはソコソコ良かった)、クラーク・ゲーブル達の故郷でロバート・ライアンが牛を買う所くらいまでは、アクションも少なくシーン的にもそれ程凄いシーンは無かったが、牛の群れをカウボーイ達が運ぶ所からは、アクションも楽しく、牛の群れを運ぶシーンも大迫力で観ていて楽しかった

ジェーン・ラッセルとクラーク・ゲーブルの恋もボクはとても楽しめた。特にジェーン・ラッセルの心変わりを歌う歌の歌詞の変化で表現する演出が楽しかった

なんと言っても牛の群れを運ぶシーンが圧巻で観ているだけで楽しい西部劇の傑作と言える作品