「ちょっと思い出しただけ」(監督 松居大悟 115分)

話の内容は、怪我でダンサーを諦め照明の仕事してる男とタクシードライバーをしてる女の恋の思い出

主人公の男が大きな照明を動かすというのが絵的に良かった

タクシーのエピソードでは、離婚された肉体労働者3人のエピソードと愛人には「身体の隅々まで洗っといて」と言い家族には「仕事で帰れない」と電話で話してるサラリーマンのエピソードがボク的に良かった

恋愛エピソードでは、閉館後のアルバイトしてる水族館に入り水族館の中で踊ったり、警備員に見つからないように隠れるドサクサに紛れてイチャイチャするのと、居酒屋商店街みたいな所で座り込んでギター弾いてる路上ミュージシャンの演奏バックに主人公の男女が踊るというのが良かった

全般的に

ボクがまだ若かったら恋愛やタクシーで流れる夜景や最後の朝焼けのいい雰囲気を楽しめたのかもしれないが、歳とって感性が鈍ったのか?それ程心に響かなかった

この作品の音楽やジム・ジャームッシュ監督へのオマージュもボクの感性には合わなかった

こういう作品を楽しく感じられないのは、自分的にチョット残念だった作品