「オズの魔法使い」(監督ヴィクター・フレミング 102分)
話の内容は、竜巻によって魔法の国にやって来たドロシーが、再びカンザスに帰るまでの大冒険
「虹の彼方に」の歌はいい歌だった
竜巻のシーンで、セット内で馬達が走って逃げたり、竜巻で強風が吹いてるシーンは迫力があった
小人達のドロシー歓迎の町をあげての歌と踊りが良かった
かかしの身体がスベる感じのダンス、ブリキの木こりのぎこちない動きが見ていて楽しかった
エメラルド・シティの緑の町緑の人が良かった
西の魔女が水をかけただけで呆気なく死んでしまうのは肩透かしだった
オズの魔法使いが、セットの中で気球を飛ばして、ドロシーを置いて行ってしまうシーンが良かった(セット内で気球が飛ぶというのがムチャしていた)
最後はドロシーが無事カンザスに戻れ、魔法の国の登場人物達も現実世界の人達の投影だったというラストが基本的だった
全般的に
子供用の作品で、古さも感じ、ドロシーの冒険はボク的にはあまり楽しめなかった
歌と踊りも、「虹の彼方に」の歌は別格として、最初の小人達の歓迎の歌と踊り、脳みそのないかかしや心のないブリキの木こりや勇気のないライオンの登場シーンの歌と踊りは薄っすら印象に残ったが、期待した程の凄さは無かった
寝ないで最後まで観たが、大人数の歌と踊りによる幻想的な世界や、魔女との対決の真剣さがあった方がもっと面白くなったのではないか?とボクは思った作品