「コクーン」(監督ロン・ハワード 117分)
話の内容は、隣にやって来た宇宙人達の不思議な力で、老人ホームの老人達が若返る話
最初の海のシーンや水中撮影で、イルカが泳いでいるというのがいいアクセントになっていた
おじいちゃん達が子供のように、隣の邸のプールに盗み入るというのがなんか良かった
若返ったおじいちゃん達がギンギンになるのがコミカルだった(老人のSEXを描くというのが良かった)
楽団演奏つきのダンス場でのダンスシーンが良かった
夕陽の桟橋のシーンが良かった(おじいちゃんが一人で座っていたり、夕陽の桟橋をおじいちゃん達3人が歩いたり)
のぞき穴から、女の宇宙人が地球人の皮膚を脱ぐのを覗くというのが、ベタだが良かった
宇宙人とのSEXを描くのも良かった
夜の街に車で繰り出すおじいちゃんとおばあちゃん達、ディスコで踊るのも良かった
1人のおじいちゃんがハメをはずし過ぎてレジのおばちゃんと浮気して、奥さんがジェラシーを抱くというのもコミカルだった
若返ったおじいちゃんのケンカを止めに入った若い男の看護師2人を、おじいちゃんが殴り倒すのが良かった
老人ホームの老人達が、押し合いへし合いして、若返りのプール目指し行進したり、皆んなでプールでワイワイはしゃいでいるのが良かった
最後まで「若返りは自然の摂理に反する」とプールに入らなかったおじいちゃんが、奥さんが死んで、その奥さんの死体を運んで、もう若返りのパワーの無いプールに奥さんの死体をつからせるのが悲しかった
おじいちゃんが孫に、釣りをしながら、「宇宙に行って永遠の命をえる」話をする雰囲気が良かった
最後、老人ホームから老人達が抜け出し、ボートに乗ったまま宇宙船がボートを回収しに来るシーンは迫力があった(老人達がいなくなり、警察が船やヘリまで出して追跡してくる大掛かりさや、岸を離れる時にボートに飛び乗った孫が、船から海へ飛び込む事で、宇宙船がボートを回収するまでの時間稼ぎになる演出も良かった)
最後、牧師の葬式でのお題目である「永遠の命を手に入れた」というのが、宇宙に宇宙船で行って本当に永遠の命を手に入れた老人ホームの老人達の真実と合致しているのが良かった
全般的に
おじいちゃんおばあちゃん達の若返った時のお茶目さが面白かった
老人のSEX、宇宙人のSEXを描いていたのも面白かった
最後の「永遠の命が手に入る」という設定も考えさせられ、老人ホームの老人達は迷うけれど老いもなく輝かしい未来が待っている宇宙へ飛び立つ方を選ぶというのも良かった
SFだけど、おじいちゃんおばあちゃんの若返りのストーリーが楽しく、「歳をとること」も考えさせられるナカナカ味わい深い作品
おデブちゃん好きの故淀川長治さんがブライアン・デネヒーを絶賛していたのも納得